三十九話 ページ41
「ちょ、どうしたの二人!?!?」
「うるさい黙れ」
『めう…』
間に介入した途端黙れと言われた僕の気持ち分かる??
無意識でめうっていう声出ちゃったよ!!!!
需要なんて無いのにね!!!!!!!!!
「あ、A!そーだそーだ、伝えとかないとって思ってたことがあって!w」
sellyが手招きして隣に案内してくれる。
mondoとは天地の差の優しさに感化されて泣いた。
「は、お前何近づいて、」
「兄さんちょっと落ち着いて…!」
ここでcptガードが炸裂!!!!とかふざける場じゃねぇか流石に。
「ちょっと耳近づけて〜」
「ん、分かった!」
めっっっちゃ厳重に警戒しとんね。
耳をsellyの口へ近づけると…
『ちゃんとmondoにも構う、しなきゃダメだよ?コソ』
『ピエ…』
イケボが耳に直接響いて変な声が出る。
しかも日本語で囁き声っていうね??
sellyの声元々イケボなのに近付いて聞くともっとカッコよくなる。
発音とか文の繋ぎ目がおかしくてもそれが補正かけてきて変とか感じさせない。
イケメンは何しても画になる的なの本当だったんだ。
前からそれは実感してたけど。
「これだけ!そしたらもう戻っていいよ。あっちも落ち着いてきたみたいだし。」
「あ…ほんとだ。」
少しmondoの正気が戻ってきた感じする。
………近くでRasとcptがほっとしてんのかわええ()
「お、丁度あともう少しで昼休みも終わっちゃうね!教室戻るー?」
みんなに呼び掛ければそうだね、なんて声が飛んでくる。
「じゃあ行こっか!」
その言葉を合図にそれぞれ立ち上がり、歩き出した。
…てかsellyの言ってたこと、どういうことだろ…
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作者名:三毛 | 作成日時:2024年2月10日 22時