三十四話 ページ36
《ピンポーン》
『わ!?』
家をもうそろそろ出ようかなってRasと話してたタイミングでインターホンが鳴る。
『このタイミング…多分sellyでしょ!』
『!はよ行かんと!らすっちゃんもいこ!』
sellyを待たせるなんてことさせられない!!!
荷物を持って玄関の扉を開ける。
そこにはRasが言ってた通り、sellyが立っていた。
『ん…お、はよ?』
『おはよう!せりちゃんっ!!』
………。
…………!?
『どええええええ!?!?せりちゃんが日本語!日本語話してる!!!!!!ナンデ!?!?!?』
『…?』
「あ、ごめん!びっくりして…てかなんで日本語話せるの!?」
『!え、と…A話すこと大変?そうだっただから…』
!!!…sellyいい子過ぎん!?
僕みたいのの為に日本語勉強するとか!
「そうなんだ!私の為にありがとう、せりちゃん!」
そう言えばフワッと笑みを浮かべるselly。
とても可愛い。
『それとA今は日本語で喋るして?』
「え、いいの?」
『うん、そっちの方が覚えるから。』
『じゃ、俺も日本語で喋ろうかな!』
「!らすっちゃん!」
『別に迷惑かけてるとか考えなくていいんだよ、sellyもやりたくてやってる訳だし!』
『ん、Aともっと喋るしたいの!』
『ピエ…わ、分かった!日本語で話す!それともし分かんない日本語あったらちゃんと言ってねせりちゃん!!!』
『うん、分かった!』
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15日分
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作者名:三毛 | 作成日時:2024年2月10日 22時