三十三話 ページ35
前話から結構飛んで、翌日の朝。
『ね、A!今日の朝ご飯なあに?』
Rasは相変わらずかわいいの破壊力の塊。これだけで千回は死ねるが??
『ん“ん“…今日はフレンチトーストやで〜』
『!やった!早く食べよ!』
えかわええ。目キラッキラさせとぉ。
Rasちゃんは小学生だったのか…
『おっけ!じゃ、いただきます!』
『いただきますっ!』
いただきますと言うと同時にRasはフレンチトーストを口に運んだ。
『んむっ…んまぁ〜〜〜!!!!これすごい美味しいよA!!!』
『ありがとーな!らすっちゃんにそう言ってもらえて嬉しいわ〜』
『本当のこと言ってるだけだよ!』
…ほんまにええ子過ぎん…?
いつか悪い奴に騙されそうで怖いわあ…
まあそんなことあったら騙した奴を死んだほうがマシと思うぐらい沢山痛めつけては治してを繰り返してやるけど。
『らすっちゃんはめっちゃ幸せそうに食べるなぁ…こっちまで嬉しくなっちゃうわぁ!』
『そう?嬉しい!』
ニカッと効果音が付きそうなくらい気持ちがいい笑顔を浮かべるRas。
やっぱりこういう所に惹かれるよね。
いい子の幸せな所って見ててこっちまでそれが伝染してきちゃう。
そしてRasの全力の一口ちっちゃいね。
僕の全力の三分の一ぐらいやん。
『ん…ほんとに美味しい!』
『そんなに言ってくれるなら朝ご飯フレンチトースト多めにしようかな〜』
『ほんとっっっ!?』
うわあああああああああああかわええええええええええええええええ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡
期待してるその目が愛おしい。
よっぽど嬉しいんやねぇ…
よし決めた。僕Ras専用フレンチトースト職人になる()
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作者名：三毛 | 作成日時：2024年2月10日 22時
