二十八話 ページ30
「え!?せりちゃんそんな家近いの!?!?」
「そうだよ、めっちゃ近いよね〜」
Rasの家の向かいの家へ足を進めるselly。
マジで家近いやんっていう話な??
「だからいっつも自然と一緒に学校行くことになるんだよねw」
「んえ、いいな!せりちゃん一緒にこれから学校行こうね!!!」
「いいよ?三人で行こっか。」
「やったーーーーッッッ!!!!!」
「嬉しいよね、俺もAと登校できるの嬉しい!」
「それはそうだね、朝から楽しそう。」
「や、嬉しい限りだよほんと!」
マジで言葉ではいい表せないぐらい嬉しいんよ、ほんまに。
日本では三人と家こそ近かったもののだるちゃとなるせ寝坊ばっかでろくに一緒に学校行けてなかったし。
唯一の真面目枠()であるありさかさえも二人起こしたりとかで遅めの登校やし。
ほぼ友達と登校なんてことしたこと無かったからめちゃ嬉しい。
テンション爆上がり。
「あはwそっか、それならよかった。じゃあそろそろ解散する?」
「確かにね、Aはまだ話したい?」
「いや大丈夫!引き止めてごめんよ〜!」
「ん、Aと話すの楽しいしいーよ?」
「そうそう!変なとこでA自己肯定感低いんだから!もっと自信持ちな?」
はぁ〜〜〜イケメン…
そういうとこがやっぱり普通の奴とは違うんだよ!!
二人ともシンプルに好感度上げに行ってるよな?
ほんまに生きててよかった。
こういう供給があるから僕みたいなオタクでもここまで生きてこられてるんよ。
推し様に今世紀最大の感謝。
「わ、かった!じゃね!また明日ね!!!!」
「はーい、また明日〜」
「バイバイselly!」
鍵でドアの施錠を解除してRasと二人で家に入る。
『ただいま!』
『おかえりらすっちゃん!そしてただいまあああ!!!!』
『ふふwおかえり、A。』
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作者名:三毛 | 作成日時:2024年2月10日 22時