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十二話 ページ13

『…あ、もしもし!俺!だるまやけど!』
『だぁるちゃぁぁぁん!!!♡♡♡♡♡』
赤い目立つパーカーに黄金の瞳。白銀色のサラッサラでふわっふわな髪の毛。年に合わない、少し幼い顔立ち。小柄なで華奢めな身体でギザ歯が可愛い。
画面越しのだるちゃんも全然可愛くて思わず叫んじゃったわ!
隣でカメラに写ってないRasは声を抑えながら笑ってる。
『ハアアアッ!今日のだるちゃも可愛えよっ!♡♡♡』
『んはwそう?ありがとな!Aは今日も元気そうやね!安心したわぁ!』
『だるちゃが僕のこと気にかけてくれるなんて…!生きてて良かった!!!』
『そーやろ?w』
自信満々でそう言える所も好きやわぁ。
無茶苦茶僕の好みなんよ、ビジュ、性格、声、全部含めて!
未だになんでだるちゃとこんな仲良くなれてるか分からん。
『だるま…それ本題じゃないでしょ…』
『っそ、その声は…』
『A、久しぶり。』
『ありぴ!!!!!』
落ち着いた様子でニコリと微笑みかけてくれる彼は本当に好青年でしかない。
ありぴとは昔っから幼馴染として仲良くやらせて頂いて貰ってる。
『久しぶりやね!今日も変わらずかっこええよ!』
『あーはいはい。ありがとね。』
流石のありぴ!
僕からのアプローチに慣れすぎて流すのが早い!
他の女の子にちょーっと褒められたら照れるくせに!
まあそんなとこも好きやけど!!!!!!!
『てか思ったけどなるせは?死んだ??』
思ったことを口にする。後ろの文は半分冗談。半分ね。
『そうなんよ〜葬式今度するらしいで〜っていうのは冗談で普通に用事あるらしい。』
『あ冗談だったんや良かった。』
『逆に冗談じゃないと思ったん??』
『そりゃそうやろだるちゃの言葉を疑うなんて事出来ると思う!?!?!?』
『うわ…まお前そういう奴だしな…』
そうツッコミを入れたありぴに返したらドン引きされたし変な納得方された。解せぬ。

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作者名:三毛 | 作成日時:2024年2月10日 22時

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