十一話 ページ12
『たっだいまぁっ!』
家に着く。
正確にはRasの家だけど。
Rasのお母さんとお父さんは海外に出張することがよくある。
だからほぼRasとシェアハウスしてるような物なんよね。
夜遅くまで起きててもなんも言われんしなんといってもRasの家は広いからな。
『おかえり〜!』
Rasが返してくれる。そして、
『ただいま!』
『おかえり!Ras!』
同じことを立場を入れ替えてする。
挨拶は誰だって返されると嬉しいじゃんね。
こういう二人になる機会が小さい頃にもあってこの行為が二人して身に付いちゃったんよね。
手洗いうがいをしっかりして、服もラフな格好に着替えてリビングに駆け足で入る。
『だあーーーッ!!!!』
意味も無い奇声をあげてふっかふかのソファに飛び込む。
『あ“〜疲れたぁ…』
『お疲れぇ〜』
Rasが優しい言葉をかけてくれる。好き。
『ほんとに疲れた!言葉もイマイチわかんないし〜…』
『そう?俺には凄い上手に聞こえたよ?会話も出来てたし!』
『それはちゃうやん、勘でやってるんよ!たまたま!』
ほんとにうっすらとしかわかんないけど知ってる単語があったら内容もなんとなーく分かるし知ってる言葉繋げて文章作ってるだけなんよね。
ほんとに今は浅い知識と勘で生きてくしかないからなぁ。
『…Aって突拍子も無く凄いことやっちゃうことあるよね。』
『それって褒め言葉??』
そうこう話をしてると電話がかかってくる。
Rasが韓国ではこれが必須って入れられた某韓国で人気な連絡アプリじゃなくて日本人であれば大体の人が見慣れてるであろう○INEの方から。
しかもご丁寧ににビデオ通話になっている。
『もしもしー?』
『…あ、もしもし!俺!ーーーやけど!』
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これからテスト期間に入るため少しの間更新出来るか危ういです…
今話余分に作って貯めたりして出来るだけテスト期間中も更新出来るようにしてるのですが更新出来ない日があったらすみません。
これからも毎日投稿出来るか危ういですがどうぞよろしくお願い致します!
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作者名:三毛 | 作成日時:2024年2月10日 22時