初期刀？いいえ、初期槍です。《参》【刀剣乱舞】

その１３ ページ14

御手杵「俺達の主が今日も可愛い…」


蜻蛉切「まさかこの様な状況でそんな事を言われるとは…」


日本号「主、一生そのままでいてくれ…」


「その主の一生が今終わりそうなんですけど！ちょ、誰か助けてえええ！！」


？「どうしたんだい、主！？」


そうヤケクソ気味に私は思いっきり叫ぶと、騒ぎを聞きつけてくれたのか、刀剣男士の声が聞こえる。よかった、誰か来てくれたんだ！


すると、そこには…


次郎太刀「はいはーい、次郎さん只今参上…ってなんだい、この桜の山は！！？」


太郎太刀「主らしき者が晒し首みたいになってますね…」


――恐らく鍛刀を終え出てきたであろう、太郎太刀さんと次郎太刀さんの姿があった。


……そしてもちろん、そんな彼等を目にした私は…


「あひっ、ヴェッ、ウ゛ア゛アア、大太刀兄弟だぁぁあぁ！！」


次郎「うおぉっびっくりした、元気な子だね…ってアレ？！」


太郎「おや、気絶してしまった様ですが…」


燭台切「あっちょっと二人共、呼んでくるまで顔出しちゃダメって言って…主ぃいいい！！！」


鶴丸「遅かったか…ってなんだこの桜吹雪！？だ、誰か助けてくれえええ！！」


……あのさ。


…刀剣男士が可愛く見えてきたからって、私別に完全に耐性がついた訳じゃないんだからね？？

≪おまけ≫デカブツ本丸社歌→←その１２

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