続・3×5=15の取扱説明書(橙)

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…。




カランコロンと音がして


「ありがとうございましたー」と


店員さんの声。




目の前に空っぽのコーヒーカップと
ゆで卵の殻が乗ったお皿。

お水とおしぼり。


と、1000円札。







丸ちゃんは確かに存在した。


きっと昨日も存在したんだ。






…丸ちゃんがリクエストしてくれたから





…頑張って書くよ。





…読んでくれるかな？





…丸ちゃん。








もっと早く出会えてたら。




あたしも




あなたに恋したかもしれない。




でも過去には戻れないから。






ごめんね、丸ちゃん。





エイターとして応援してるね。




さてと。





帰って夕飯の買い物行かなかん…。







車の中で流れるノスタルジア。



2番の最初



ここの丸ちゃんのとこ大好き。




飲みこんだ涙の味が



甘くなくてよかったなんて



サヨナラを繰り返すたび



皮肉にも思い知るのさ





染みる…。


泣けるわ。




口の端まで流れてきた涙を


ペロっと舐めた。









「…しょっぱ」






またね、丸ちゃん。


色々あると思うけど…応援してるね。


無理しないでね。






あなたの笑顔が大好きです。


太陽のように笑っていてください。









終わり

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