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カランカラン…
という心地よいベルの音とともに開くドア。
実弥先輩に引かれるまま中へ入ると、そこにはまだ私が店を出た時にいたお客さんが数組居た。
「お、実弥先輩じゃん…て、」
「え！？ついに！？」
と手を繋がれた私たちを見て驚く宇髄先輩。
それもそうだろう。
つい今しがたまで『どうしよう〜』なんて相談していた女が数十分後にはその中の1人と無事結ばれているのだから。
「そっかそっかー。
実弥先輩も西もおめでとうな！」
「あァ…。」
『ありがとうございます…。』
心からであろう祝福の言葉がやけに恥ずかしく感じて
私も実弥先輩も語尾が弱まる。
そんな私たちを見て宇髄先輩は「なんなの、見てるこっちが小っ恥ずかしいわ」と両手で頬を挟んできゃー、なんて棒読みで言う。
「うるせェ」
ぴしゃりと言い放った実弥先輩は、宇髄先輩の立つカウンターに歩を進める。
繋がれたままの手はそれに流されるようにすぐ隣の席へ向かい、いつかの日のように同じ席に座る。
「で、何飲むんすか」
「あー…そうだなァ、俺にはテキトーになんか作ってくれ」
「んで、こいつにはXYZを頼むわァ」
またもやよく分からないカクテルを頼んでくれた実弥先輩の横顔を見れば、宇髄先輩は「うっわ…先輩やるわあ」などとまた意味の分からないことを言う。
実弥先輩の表情を見る感じ、ついていけていないのはまた私だけなようで。
そんな私を見て宇髄先輩は口角を上げ、「さっき話したカクテル言葉、意味は隣の人に聞いてみ？」と一言。
言われるままに実弥先輩に意味を問えば、彼は少し頬を染めてこう言った。
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奏海(プロフ) - 柚葉さん» 混乱させちゃってごめんなさい！笑 3人それぞれのルートで書いたから互いに悪く言い合ったりしちゃってる！笑 全部分けて読んでくれると嬉しいです☺️ (2021年10月21日 13時) (
レス) id: d291d10447 (このIDを非表示/違反報告)
奏海(プロフ) - 羽糸さん» ふふ。あなたのために書いちゃった🥺笑 思う存分推しと幸せになってね♡ (2021年10月21日 13時) (レス) id: d291d10447 (このIDを非表示/違反報告)
柚葉(プロフ) - えっ？？？混乱してもうた！ (2021年10月20日 10時) (レス) @page4 id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
羽糸(プロフ) - 続編ありがとう。そしてオチの件もワガママ聞いてくれてありがとう。このお話の推しはもうブレないから、早く私を幸せにしてくれ！！！！！(笑) (2021年10月20日 9時) (レス) @page1 id: 85bd249cc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏海
| 作成日時：2021年10月20日 9時
