第三話 彼女の魅力 ページ6
リムル視点
彼女を見た時、一瞬だけ呼吸ができなかった。
振り向く瞬間、光の当たり方や彼女に漂う澄んだ空気。
まるで神を見ているような感覚だった、あっ神なんて会ったことないけどね(笑)
スライムの姿ではなく、人型の姿であまりスキンシップなんて取らなかった。
シオンの時は向こうから来てくれるのでスキンシップは必要なかったんだ。
この姿になって初めて異性からのキスを受けた。頭だけど(笑)
自分でもわかる。顔が暑い。絶対オレ赤くなってる。
37歳のおっさんが何してるだよ…。
彼女にはなんとも言えない魅力がたくさんあった。
だからこそ、友だちになりたかったのだった。
俺は彼女に” 村にとりあえず来ないか？ ”と言った。
「えっ、いいのかしら。少なくとも貴女は私と会ったばかりだし。」
何より、私は貴女を不幸にしたくないわ。
そう言った、彼女の表情からは強さと美しさ、そして悲しさが含んでいた。
遠い空を見つめる彼女は、とても画になっていた。
「行く所あるの？お姉さん、名前教えてよ。
あと、俺そんなに弱くないよ(笑)」
と笑顔で答えた。
すると、彼女は驚いた表情をみせ瞬く間に笑顔になった。
この笑顔を見ていたい、だから村に連れて行くことにしたのだ。
「私の名前は、A＝カミライ。転生者よ」
彼女の言葉に驚かないものは、リムルだけだった。
彼と同じ転生者だったから、という理由もあるが
彼女を少しだけ知っている気がしたからだったということは秘密だ。
彼女と出会った少年リムルはまだ彼女の正体を知らない。
いや、村に帰るまで彼女のことを知る努力をしなかったのだ。
彼女が転生した種族こそが神族(ゴルヴェル)だから。
ゴルヴェル・・・種族の� 鵑砲睨�たない絶滅した種族。
全魔法を操り、その美しい姿で人々に喜びや幸せを与える。
最強であり、もっとも美しい種族。神々に唯一近い存在。
色気が出てしまうのはゴルヴェルの種族の特有の象徴。
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今日は仕事がお休みなので、3話分くらい更新できたらいいなと思っています。
社畜の生活ですが唯一に楽しみなので頑張ります。
評価もお気に入りにしていただきありがとうございます。
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朱里(プロフ) - 続けてすみません。第十三話のエレンの名前が〇〇〇になってます。意図的だったらすみません (2021年12月11日 19時) (
レス) @page27 id: 1848b8e1d2 (このIDを非表示/違反報告)
朱里(プロフ) - 楽しく読ませていただきました！第四話から出でくる〇〇〇ジンとはどのキャラですか？ (2021年12月11日 19時) (レス) @page7 id: 1848b8e1d2 (このIDを非表示/違反報告)
山北(プロフ) - ユトさん» ユト様→ご指摘ありがとうございます。訂正致しましたのでご覧になってまた違和感がありましたらご指摘お願い致します！ (2019年4月14日 19時) (レス) id: 79f5829be5 (このIDを非表示/違反報告)
ユト(プロフ) - とても面白いです！あと、ミリムの名前は、ミリム・ナーヴァですので訂正お願いします。 (2019年4月13日 6時) (レス) id: 7c4b452e79 (このIDを非表示/違反報告)
山北(プロフ) - 暇人114514号さん» 暇人114514号様→いつも読んで頂き有難う御座います。名前が同じとは光栄です笑 また、更新していくのでもしよろしければ又宜しく願い致します笑 (2019年4月4日 17時) (レス) id: 760c82b915 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山北 | 作成日時：2019年3月20日 0時
