【転スラ】異世界に転生された色気全開女はワタシです。

第一話　絶望と始り ページ1

私の家族は死んだ。
家族と言っても、私と妹しかいなかったが。



私達が生まれた時には、両親はもういなかった。理由は知らない、いや知らないほうが幸せなことだってある。そうして、私達は”親に捨てられた姉妹”として前の人生で生きていた。


そりゃあ、悲しいことだって辛いことだってあった。
でも、可愛くそして愛おしいこの子がいたから頑張れたんだ。


私は妹を守るために、より多くの武道を学んだ。それが妹を守る術だと思っていたから。
でもそれをだせなかった。彼女は交通事故で死んだ。



私には、わたしには…彼女しか……。妹しかいなかった。
守れなかった、護れずに私は死んでしまった。たしか私も交通事故で。



意識が遠のく中、私の記憶には妹しか無かった。


脳裏に焼きついた妹が離れない。


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”お姉ちゃん、ありがとう！！”

”ただいま〜！！今日の夜ご飯何！？”

”やった〜！！大好きなハンバーグだ〜！”

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ねえ、神様。私を強くして、人生を好きにさせて。
別の世界でいいから会わせて。





そして。





『守れる力を下さい。』







《 確認しました。 ユニークスキル相愛者(ｵﾓｲﾋﾞﾄ)と色惑者(ﾏﾄﾞﾜｽﾓﾉ)の取得・・・を成功しました。 》







これから起きる少女の物語は、愛する者と強さを探す旅の物語である。
彼女の魅力は、これから世界各地の人々が知ることになるだろう。





彼女の名前は ．．．．。






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初投稿 めっちゃ緊張してます。
はじめまして、山北(さんぼく)と申します。
社会人1年目の社畜とは此の事かというように残業だらけの毎日を送っております。
文章力も語彙力も更新スピードも早くない、そうカス野郎なのです。
なので少々あたたか〜い目でご覧いただけると嬉しい所存でございます。
転生スラの逆ハーを書きたいと思ったので、勝手ながら書かせていただきます。オリジナルが多数ありますのでご了承ください。苦手な方は、戻るボタンを。
(スタートがだいたい森の騒乱編の中盤くらいからです)
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