影山飛雄は番犬である【ハイキュー】

緊張 ページ33

火曜日の放課後。
いよいよ青城との練習試合の日。

久しぶりだなぁ、国見と金田一に会うの…

バスに乗り込む。



『飛雄、緊張してる？』

影山「してねぇけど」

『そっかぁ、なんか私は緊張してきた…選手じゃないけど…』

影山「おいおい…大丈夫か…？」



なんか…飛雄の緊張が私に注がれてる感じだ…

途中、日向が田中さんのズボンに吐くというハプニングもありながら、なんとか青城に着いた。



『だ、大丈夫？日向？』

日向「お、おう…」



めっちゃ緊張しとる…
なんか私の緊張もほぐれた気がする。



影山「おい日向！Aに気ぃ使わせてんじゃねぇ！」

『飛雄落ち着いて！日向も緊張してるんだから…』

日向「ちょっとトイレ……」

『あ…着いて行こうか？』



日向の背中をさすりながら日向を誘導する。



影山「おいA…！！」

菅原「まーまー影山！ここは日向を落ち着かせないといけないんだからさ」

影山「…」



青城の人にトイレの場所を聞いて、連れて行く。



日向「ご、ごめん…もう大丈夫だから…先行っててくれ…」

『本当？帰るための場所わかる？』

日向「一応…」

『良かった。じゃあ、急がなくて良いからね』



そう言ってトイレを後にした。
そして…



『あれ…？』



ここは…どこだ…？



『ま、迷子…！？』



ヤバい…ここら辺人通ってないし…
えっと…えっと…！！

オロオロしていると、



「あれ？A？」

『ん…？』



その声は…



『金田一…！！』



そこには、青城のジャージを羽織った金田一が立っていた。

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