影山飛雄は番犬である【ハイキュー】

新１年生 ページ20

放課後の部活。



「「ふぁあ〜…」」



田中さんと菅原さんが大きなあくびをする。
それに、澤村さんが反応した。



澤村「最近眠そうだな、お前ら」



ぎくり。



菅原「そ、そうかなぁ〜？べ、勉強のしすぎかなぁ〜…？」

田中「お、俺も勉強のしすぎで…」

菅原「おい！お前に限ってそれはないだろ！」

田中「エッ！」



菅原さん…ちょっと失礼…



澤村「まぁ、いいや。今日から入部の１年を紹介するよ」



澤村さんが言うと、体育館の重い扉が開く音がする。
皆が振り返る。



月島「よろしくお願いしまぁ〜す！」

「「ッ！！」」



つ、月島くん！？
…と、えっと…山口くん！

２人とも身長高かったけど…バレー部だったんだ…



月島「あれ？戸部？」

『つ、月島くん…バレー部だったんだね…山口くんも』



皆は月島くんの馬鹿でかい身長に驚いている。



月島「へぇー、戸部ってマネージャーしてたんだ」

『うん、そうなんだ。あと、Aで良いよ。呼ぶ時』



月島くんと会話をした後、２人はアップをしに行った。
それにしても月島くんデカイなぁ…飛雄とか及川さんよりデカイような気がする…

でも、及川さんももう高校３年生だし、それなりに伸びてるよね。




そして、部活が終わる。
辺りはすでに真っ暗だ。



『月島くん！山口くん！』



部室をノックして２人を呼ぶ。
が、２人はいない。

あれ？



菅原「あの２人ならもう出て行ったぞ」

『えっ！？』



うそ…
月島くんのスクイズボトルを返し忘れたから渡しに来たのに…



澤村「まだそんなに時間経ってないし、近くに居るんじゃないか？」

『あ、ありがとうございます』



ど、どこに行ったんだろ…
飛雄と日向に挨拶しに行ったとか…？

とりあえず行ってみよう。

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