影山飛雄は番犬である【ハイキュー】

先輩 ページ11

？「影山だな？よく来たなぁ」

影山「オス」




澤村「俺がキャプテンの澤村大地で、こっちが菅原で、こっちが田中」

『よ、よろしくお願いします』

菅原「お、美人マネ来てるじゃん。良かったな田中」

田中「いえ！自分は潔子さん一筋っス！」

『潔子さん…？』

菅原「俺らと同級生のマネージャーだよ」



へぇー、マネージャー居るんだ。仲良くなれるといいなぁ。
先輩たちと会話をしていると日向が声を上げた。



日向「あっあの！チわす！！！」

田中「あ？あっお、お前…チビの1番！！」



ち、チビって…
まぁ、私と２センチくらいしか変わらないもんね…


日向は「エースになる」と高々に宣言する。
おぉ、すごいな日向…



影山「お前、“エースになる”なんて言うからにはちゃんと上手くなってんだろうな？」

日向「ッ、」

影山「ちんたらしてたら、また３年間棒にふるぞ」

日向「ッ、なんだと！」

『ちょっと飛雄…！もうちょっとオブラートに包んでだね…』



睨み合う２人。



教頭「騒がしいねぇ、まさか喧嘩じゃないだろうね？」

田中「げ、教頭………」

菅原「…先生！((ボソッ」

田中「せんせい！！」



あ、教頭先生…
田中さんが「その辺にしとけ」と注意する中、



日向「サーブ」

影山「？」

日向「打てよ、全部取ってやる。去年は一本しか取れなかったからな。もう去年までの俺とは違う」



な、なんか危ない雰囲気じゃない…！？



影山「…そうか、俺も去年とは違うぞ」



ニタリと笑う飛雄。
反対のコートへ行く飛雄を追いかける。



『ちょっと飛雄！やめなって…』

影山「ちょうどいい、A、お前にもサーブ見せてやるよ」

『そ、そう言うんじゃなくて…』



そのまま、飛雄に腕を引っ張られる。

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