影山飛雄は番犬である【ハイキュー】

言えない ページ25

さっきから飛雄が混乱している。
舌も上手く回っていない。

きっと、謝りたいんだろうけど、謝った事があんまりないから、どう言ったら良いかがわからないんだろうなぁ。

私はただ、飛雄の手を握って、「ごめん」という一言が出てくるのを待つ。



影山「ああえっと…俺は…」

『だから飛雄…ちょっと落ち着いてーー』

菅原「朝からイチャついてるね？キミたち」

『ぎゃあァァァ！！！』



急に飛雄の肩からひょっこり現れた菅原さんに思わず叫ぶ。
そして飛雄を勢いあまって突き飛ばしてしまった。



『ご、ごごごめん飛雄！大丈夫？』

影山「……おう」

菅原「Aお前面白いなぁ」

『からかわないでください！？』



菅原さんに鍵を開けてもらい、中に入る。
そしてしばらくすると日向や澤村さんや月島くんも来た。

その後、女の人も入ってきた。



『あ、えっと…！』

潔子「あぁ…自己紹介してなかったね。私、烏野のマネージャーの清水潔子って言うの。よろしく」

『よ、よろしくお願いします！』



潔子さん…！
近くで見ると余計綺麗…



日向「び、美女だ！美女がいる…！なぁなぁあの人マネージャーかな！？」

影山「…」



飛雄は興奮気味の日向を完全無視。

試合に向けて集中したいのか、
それとも「ごめん」が言えてないのが引っかかってるのか…

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