今の…何? 花鈴 ページ9
空夜も誘って夏の訓練をしようと思う!
「さてと!師匠、一体どんな特訓を行うんですかね!
後できる限り疲れないのが良いです!」
あー、これ絶対空夜の事警戒してるな…
警戒を解こうと話しかけようとしたとき急に空に黒い煙が広がった。
と思ったのもつかの間、直ぐに様々な場所に散ってしまった。
流石に夏も気付いたのか警戒しだす。
「師匠…今の…」
絶対怪しい。
そう思って空夜を見てもあまり反応していない。
少し考えて憶測を伝えてみる。
「夏、これ多分…
異変、だよ。」
夏は目を見開く。
幾ら面倒くさがり気質の夏にも協力してもらわないとね。
「原因…って分かります?」
夏が聞いてくる。
流石に「全てを知る程度の能力」を持ってる空夜には劣るけど…
予想ならつくかな。
「紫…じゃない?
それより、紫。聞いてるんでしょ?出てくれば?」
それに返事するようにスキマから紫が出てきた。
「よくわかったわね。」
「当たり前でしょ、紫の事だからさ。」
夏が私と紫の顔を交互に見ている。
「あ、説明してなかったね。紫は私の友達だよ。
でさ、異変って紫が影響してる?」
紫は無言でスキマから逃げてしまった。
ふーん、成程ね。
「これは、
「確実に黒だ。」」
同時に言った。
でも、だとすると何故?
今異変を起こす意味はないはず。
それと異変でもどんな効果があるかわからない。
「取り敢えず紅魔館の皆とか、博麗神社の皆に伝えないと…」
夏は慌てたようにつぶやく。
紅魔館の方は姉さんとお嬢様、それに空夜の姉である咲夜さんが居るから大丈夫だろう。
と思っていた私が馬鹿だった。
「危ない!!」
見ると妹様が外来人?を襲おうとしていた。
咄嗟の事で動けなかったがこれまた外来人が助けてあげていた。
でも妹様は私か空夜くらいしか太刀打ちできない強さ。
「夏!行ってくる!絶対着いてこない方が良い!」
夏に叫ぶと妹様に向かった。
さっきまでいた外来人は紅魔館外に逃げ切ったらしい。
姉さんは何してるんだろ。
そう思いながら妹様を向く。
直ぐに襲い掛かってきた。
いつもと違う…!
「ごめんなさい!スペルカード発動、花華 自然彩色!」
鮮やかな色の弾幕が私を中心として円状に生み出される。
妹様も負けじと弾幕を出している。
「っく…」
流石に実力差がまだあるか。
夏に心配かけたくないしな…
応援頼みたいけど、妹様がこんな理由は多分異変…
つまり紅魔館メンバーもこんな感じかな…
これは詰んだ気がする…
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サクラドール・フューラースカーレット(プロフ) - お話がいっぱいになった為続編を作ります! (2021年4月1日 23時) (レス) id: b68c219d90 (このIDを非表示/違反報告)
若草。@ねむねむ星人(プロフ) - はじめまして、若草と申します。更新をさせていただきます。 (2021年4月1日 21時) (レス) id: 0df262be83 (このIDを非表示/違反報告)
かぽなん(プロフ) - 更新させていただきました (2021年3月17日 21時) (レス) id: 0de375209c (このIDを非表示/違反報告)
かぽなん(プロフ) - 初めまして、かぽなんです。更新させていただきます! (2021年3月17日 20時) (レス) id: 0de375209c (このIDを非表示/違反報告)
桜吹雪@低浮上(プロフ) - 更新しました! (2021年3月4日 17時) (レス) id: 52e526ba44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サナティ x他7人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/
作成日時:2020年10月20日 17時