【募集企画】東方幻想記録物語6巻

新月の日/異変を変えよう　颯真/穂花 ページ28

颯真side(注意、短いです)
「人間になるってことは可愛い子かな？綺麗な子かな？」

「どっちでもないと思う……」

「そうかな？絶対にどっちかになると思うけどな〜」

そんな雑談を挟みながらフェリオが来るまで待っていた
かわいかったら…綺麗だったら……どんな子になるか本当に楽しみ！

「いたいた！分かったわ〜明後日よ〜」

「意外に早いんだね！」

「えぇ！明日は新月になる本当に前の月になるらしいわ！」

「楽しみだ〜」

そう思い寒那ちゃんを見てみると寝ていた
そんな姿を微笑ましく見ながら俺はリーズが勝つことを願っていた
戦えない主でごめんね。リーズ

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穂花side
「ンー？能力ハマダ分カッテナイノカナ？ドウシヨウ
説明……シテル暇アルカナ？楽シムタメニハシタ方ガ良インダケド…」

どうしよっかな〜と本気で思っている妾
楽しんで楽しんで結局何処へ向かっていくのか妾にもわからない
雪の蝶……雪菜の娘さん……多分歴代の中でも強いんだろう子

「説明……シヨウカナ？起キテカラ」

洗脳？意識を乗っとる？ん〜妖怪の力が完全に必要な者だ
誰が一番いいだろう？オサキキツネを憑けされたら早いだろうか
そうだな…そうしよう！さてと……準備だな〜

「ぅん……」

起きるの早いな〜そんなに弱くしちゃったんだ…
説明を一通りし終えたらまた眠らせるか

「オハヨウ？雪ノ蝶」

「此処はどこですか？」

「説明ヲスルト此処ハ…妾ノ屋敷ジャ
タダシ元ガツク……聞キニクイダロウカラ……

一時的にこっちに変えておく。質問はあるか？」

「……どうして私を連れてきたんですか」

「簡単じゃお主が雪菜の娘さんだからじゃ」

「私をどうするつもりですか？」

「聞いてみたら威勢が良いのぉ流石雪菜の娘さんじゃ
お主の意識を乗っとるといった方が早いかのぉ？反抗するじゃろ」

「当たり前じゃないですか！！」

「それにしても雪菜の娘さん……お主は能力を知っておるか？」

「能力？」

「異変の主犯である妾の能力…妖術を生み出す程度の能力とかそういった感じの
自分に持ってある強大な力じゃ
雪の蝶…お主は能力が強力じゃ……その力が妾にとって必要というわけじゃ」

妾は言い聞かせるように問いかけてる

「私は……出来ません」

「わかっておった。じゃからまた眠ってもらうぞ雪の蝶
お主の能力はすべての能力を使いこなす程度の能力とありとあらゆる能力を創り出す程度の能力じゃよ
オ休ミ雪ノ蝶……桜」

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