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ホイホイ 畔 ページ33

悲鳴を上げる体を無視して餓鬼の背後まで走る。
「引き付けてるんだがら早くやれよ!俺だって未だ死にたかない!」
珠城の文句に少し焦る。
「っ、あぁ、分かってる!」
これでも急いでいるんだよー?
ねぇ、分からないかなー?
単純くーん。
早くヴァネッサも来てくれよー?
私達だけじゃ、
足止めにもならないから。
「パージ」
一気に二段階も解除する。
二段階、解除効果。
高度な魔法の使用が出来る。
身体の麻痺と底上げ。
これで、ほぼ互角の状態になった筈だ。
よし、やるか。
「珠城、どけぇ!!」
親指の腹の皮を少し噛みちぎり、床に素早く紅い魔法陣を描く。
「禁句 パーフェクト@AI」
周囲から紫色の波が押し寄せ、餓鬼だけを飲み込む。
「@AIの悪夢をお楽しみ下さい
………………ね♪」
ニヤリとした笑顔を見せる。
パーフェクト@AIは無限に脇溢れるデータ(人の形をした人形)が攻撃を入れていくのだ。
時間稼ぎが出来ればそれで良い!
息を大きく吸い込み、叫ぶ。


「ヴァネッサ先生ー、モルモット(実験台)捕獲しましたよぉぉぉお!!
早く来ないと、
逃げますよぉぉぉお!?」



よし、これで必ず来る。
「何をしている?」
隣にやって来た珠城に向け笑顔でピースをする。
「名付けて
『ヴァネッサ ホイホイ。』」
「来るのか?」
珠城が苦笑いしながら此方を見ると同時に後ろの障子が3、4枚吹き飛ぶ。
「『ヴァネッサホイホイ』成功」
「何で成功した。」
「昔の偉いさん曰、気にしたら負けだ何事も。」
「絶対、嘘だ。」
言い合いをしていると、ヴァネッサが前に出て私と珠城を振り返る。



「モルモットはコレの事か?」

ヴァネッサホイホイ

結果 成功

 

マジかよ… 零魔→←胸騒ぎ 夜音



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サナティ(プロフ) - 星猫さん» 鬼滅の刃、暗殺教室、ブラッククローバー、ヒロアカ、約ネバ、進撃の巨人、刀剣乱舞とかその他もろもろですよ。 (2020年1月13日 15時) (レス) id: 249d9050a8 (このIDを非表示/違反報告)
サナティ(プロフ) - 続編の作成完了しました!リンクはります! (2020年1月13日 14時) (レス) id: 249d9050a8 (このIDを非表示/違反報告)
サナティ(プロフ) - 更新しました!後続編を作ります! (2020年1月13日 13時) (レス) id: 249d9050a8 (このIDを非表示/違反報告)
サナティ(プロフ) - 更新します! (2020年1月13日 13時) (レス) id: 249d9050a8 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - サナティさん» サナティさんの質問です。 (2020年1月13日 9時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サナティ x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/  
作成日時:2019年7月15日 18時

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