検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:4,731 hit

現代へのトリップ 海夢 ページ24

「う、うーん……ここは?」

 暗き視界が広がる森。私は博麗 海夢。博麗神社六代目巫女。ん? 霊夢より明らかに代が早い?

ーーーーーーそうよ。私は博麗家の先祖。

 しかし、ここは明らかに私のいた世界じゃない。過去でなく、現代だ。そして倒れていた横には狐の半人らしき人が一人。

「貴女は……?」

「う、うーん……。僕を呼んだのは君ですか?」

「そうよ。私は博麗 海夢」

「僕は暗薄野 桜です! 元は光暗郷(コウアンキョウ)という場所にいました!」

 桜と名乗る少女は、黒髪と黒い狐の尾、橙の着物を着て、腰には刀を据えている。
 そして、話せることを話すと、やはり先祖についてはとても驚いていた。

「そうなのですか……!?」

「そうよ、嘘じゃない。あと、タメで良いわよ」

 そうして話が進むなか、私はとあることを思った。

「てか、なぜ私達は世界の干渉を受けず、ここに来たのだろう……まさか、異変……!?」

 異変ならば、張り切って解決する! と、私の目も輝いているのをみて、桜は苦笑していた。

「おーい……」

「おっと、ごめんなさいね。んで、異変であれば、まずは人里に行けばなんとなく状況は掴めるわね、早速行きましょう」

「うん、わかった。てか、海夢も刀、使うんだね」

 小さなことに気づいた桜の言葉に、私は顔を赤らめた。
 こうして私達は、人里に向かうのであった。
 上の影を鳥として見ながら。

少女と少年 珠城→←早くもバレる予感 三鈴



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.8/10 (9 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

彼岸花_毒 - 更新しました。 (2019年7月16日 1時) (レス) id: ed1de518a2 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花_毒 - 臼井咲さんありがとうございます! 更新します (2019年7月15日 23時) (レス) id: ed1de518a2 (このIDを非表示/違反報告)
サナティ(プロフ) - 更新しました! (2019年7月15日 18時) (レス) id: 1a8f9f7b82 (このIDを非表示/違反報告)
サナティ(プロフ) - 更新します。 (2019年7月15日 17時) (レス) id: 1a8f9f7b82 (このIDを非表示/違反報告)
臼井咲(プロフ) - 一応お話しは作りました!後は彼岸花さんができるまで待機です! (2019年7月15日 15時) (レス) id: 505560354e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:サナティ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/  
作成日時:2019年6月16日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。