57話 ページ9
「恐らくチビ達が毒サソリに寝返ったのはポイズンクッキングでら奴らに催眠をかけたからだな」
『違いますよディーノさん。私達はビアンキに恐喝されたんです…外に出ないなら殺すって…組まないなら殺すって…』
私達3人は恐喝されたことを思い出してガクガク ブルブル震えた
「「(やっぱビアンキこえー！)」」
「面白ぇー」
山本君面白がるなよ…
「3チームになった事だし雪合戦のルールを変えねーとな。レオンを奪い合うのは今まで通りだが、今回は捕まえた時点で勝ちだからな」
前までのルールがよくわからないけどとりあえずレオンを捕まえればいいのか
「ただし今度のレオンは逃げるぞ」
レオンは球体からターボに形を変えた
「んなーっ 走るの!?」
捕まえづらそうだな…
「んじゃ 第2ラウンドスタート！」
リボーンの合図と同時にレオンターボは勢いよく走り出す
「行くわよ！」
私達は走り出したほかのチームに向けて毒入り雪玉を投げる
「ふぎゃっ!!」
「イワン！」
運悪くディーノさんの部下の1人が毒玉をくらい倒れた
「油断大敵毒ボーボーよ」
「なるほど…そっちがその気なら…」
ディーノさんは毒玉を軽々しく避け銃を構えた
「実弾入り雪玉!!」
はやっ!!実弾入り雪玉なんてありなのか!!…毒入り雪玉使ってるからありか…
「もう遊びの域を超えてるよー!!」
その意見には私も賛同するよ綱吉。でもこっちは命かかってるからな…負けたらビアンキに毒殺されそうだし…
「今のうちに行こうぜ！」
ディーノさんチームとやり合ってる間に綱吉チームがレオンを追いかけようと動き出した
『それはちょっとずるいよ!!』
「そうね！」
「行かせないぜツナ！」
綱吉チームの動きに気付いた私達はいっせいに雪玉を綱吉チームに向けて投げる
「うわー!!集中砲火だー!!」
「やっぱり我慢できないよ」
フゥ太がそう言うと綱吉たちを守るかのように雪の壁ができた
「みんなそろってるんだもの。ランキングせずにはいられないよ」
そういえばフゥ太がランキングする時なんか色んなものが浮いてた気がするな。雪がいい感じの防御壁になってるし、ここでは厄介な能力だな
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作者名：凛蓮 | 作成日時：2019年11月8日 0時
