【REBORN】能ある鷹は爪を隠す 2 (ページ6)

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54話ページ6

『着替えてくるからリボーンと綱吉の部屋で待っててね』

「はーい」

適当な服に着替え制服をクローゼットにしまう。そのままにしたらシワになっちゃうしね

『お待たせー。あれ？綱吉もう帰ってきてたんだ』

「Aか。お前もフゥ太守るのに協力するんだってな」

『そうそう。にしても組み合わせたら最強の双子ランキング1位ってなんなんだろうね。そのランキング間違ってるんじゃないの？』

「それな…オレは何やってもダメダメだし、Aはなんでも出来るけど全部普通って感じだもんな」

まあ、私の場合はボスになりたくないから実力隠して普通になってるだけだけどね。前世の記憶あるから中学の勉強なんてちょこっとやればすぐ思い出せるし

「そんなことより外を見てみろ。どうやらここの場所を嗅ぎつけらたみたいだな」

私達は窓からこっそりと外を除く

「ほんとだ!!おっかないのがうろついてるー!!」

「どうしようツナ兄!!A姉!!」

「『どうしようリボーン!!』」

「オレは関係ねーぞ」

「『そんなー…』」

たしかに今回フゥ太に直接お願いされたのは私達だけど…!!

考えろ…考えるんだA…何かいい方法はないか…

『…私が囮になってあいつらを引きつけるよ…その間に綱吉はフゥ太を連れて逃げて』

「危険だよ！やつらトッドファミリーはマフィアの中でも凶暴性7位だよ！あとの2人は始めてみる顔だけど一際背の高いパオルの攻撃力は8万6千人中55位の強者だよ」

「まじー!!?」

『でもやらなきゃ!!綱吉、フゥ太を頼んだよ!!』

「A姉!!」

フゥ太は心配そうな顔で私を見る

『安心して。逃げ足だけは速いから！それに地の利はこっちにあるんだし。上手くまいてみせるよ』

ニカッと笑いフゥ太の頭を撫でる。守ってみせるからね