【REBORN】能ある鷹は爪を隠す 2 (ページ4)

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52話ページ4

「いつまで寝てるのA、起きなさい」

ビアンキにいきなり布団を剥がされた

『何するの！さむ！！』

これだから冬は嫌いだ！暖かい布団から出れば寒くて震えてしまうよ…

『今日は昼まで寝るって決めてたのに！！』

「もう昼よ」

え、まじか…

「わかったらさっさと着替えなさい。出かけるわよ」

『うぅ…わかったよ…』

適当な服に着替えて出かける準備をする

『準備できたよー。わあ！ビアンキすごい綺麗だね！』

お正月か成人式じゃないと着物なんて着れないもんね。着付けとか大変だろうし。にしても、ビアンキよく似合ってるなー

「ありがとう。Aは着ないの？」

『私はいいかなー』

「Aもせっかくだから着なさい！着付けてあげるから！」

『はーい…』

着付けが終わるとビアンキは私を連れてどこかへと向かった

ビアンキに連れてこられた所でみんなが餅つきをしていた

「何をしているの？」

「ビアンキさん！それにAちゃんも！」

「わー！2人とも綺麗な着物姿ですね！」

『ありがとう！ハルちゃんも京子ちゃんも素敵な着物姿だね！』

「京子！餅が出来たぞ！ん？Aではないか！お前も正月対戦に参加しに来たのか？」

『笹川先輩、あけましておめでとうございます。正月対戦…ですか？』

「向こうのチームと対戦中で、今は最終試合をしている所なんだ。どちらが美味いあんころ餅を作るかで勝敗がきまる！」

「味の審査はリボーンちゃんがするんですよ」

へー、なかなか楽しそうなことしてるね

「なら仕上げは任せなさい。料理は得意分野よ」

『え!?ビアンキが作るの?!』

ビア「なにか文句ある？」

『いえ…ありません…』

完成したあんころ餅はポイズンクッキングとなってしまった

リボーンはあんころ餅を前に出されると鼻ちょうちんを3つも作りかつてないほどの勢いで眠りについた

寝て逃げたな…

「仕方ないわね。あなたたちで味を確かめなさい」

ビアンキはあんころ餅を持って綱吉とディーノさんを追いかけ回した

両ボスが逃亡したのでこの勝負はなくなったのであった