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第3話 ページ4
［3日後］
「それじゃ､いってくるよ｡」
「頑張ってね､兄ちゃん｡スカイも兄ちゃんのことよろしくね｡」
〈お任せどすえ｡〉
「いってきます､ハルフィ｡」
「いってらっしゃい､兄ちゃん｡」
〈ハルフェ､手紙の内容的に魔王セトはハルフェのこと知ってるように聞こえましゅう｡〉
「それは僕もわからないの｡でも･･･。」
〈でも･･･？〉
「僕ね､小さい時に森でとある男の子にあったんだ｡その子はモンスターに襲われていた｡僕は剣士だから昔使ってた剣でそのモンスターを倒した｡
「ねぇ君､大丈夫だった？僕はハルフェトア･クリスタ｡ハルフェでいいよ｡」
「俺は･･･ゼットっていうんだ｡助けてくれてありがとう､ハルフェ｡」
助けた男の子はゼットくんっていう名前なんだ｡」
〈セトに名前が似てましゅう！〉
「そう､だから魔王セトは昔僕が助けたゼットくんっていう子･･･なんじゃないかって思う｡でも､情報が少なすぎる｡」
〈それならもう少し先に町があるでありんす｡〉
「そこで少し情報集めや休憩にしよう､スカイ｡」
〈わかったでありんす｡〉
─────────────────────
ここでほんの少し､ハルフェの過去がわかりましたね｡
魔王セトとハルフェ･･･2人の関係はなんでしょうね･･･｡
作者談終わり
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作者名：稲妻さな | 作成日時：2019年6月27日 18時
