すとぷりのマネジャーになりました

日記4 ページ5

｢…これ撮り直しって、できますか？｣

スタッフ｢は？｣

す｢は？ちょ、ちょ何言ってんの！？｣

｢だって、写真見ても面白くない、楽しくない。そんなのつまんない！｣
｢もっとキラキラしてて、輝いてないと！こんなのただの写真です！そこら辺の人が写ってる写真！｣
｢君ら王子なんでしょ？ならいい方法があるじゃん！｣

カメラマン｢まーま落ち着いて〜。とにかく時間もあるし、その話乗ってみようよ。なんか変わるかもよ？確かにおもしろみ。インパクトがないのは確かだ。撮り直してみよ！｣

現場｢は、はい！｣

こ｢なんなんだあいつ。新人のくせに｣

さ｢落ち着けってころん〜どぉどぉ｣

る｢面白い人ですね。｣

り｢なんかこいうの面白いよね〜！｣

じ｢なんか期待できそうやな。｣

な｢これからどうなるんだろ笑｣

やるって決めたらしょーがない！
見てくれる、この雑誌を受け取ってくれる人の心を動かすものにしたい。
あの私が感じたことのあるドキドキを。
そのためには…！

今回のテーマは『王子』だった。
でも、すとぷりにとってはそれはいつものことなんだと思う。
変わり映えがなかった。
王子ってのを変えずにインパクトを、、、

チラッ。

あ！！！！！

｢ヘアメイクさん！｣
｢ちょっと来てください！｣

へ｢え！？えええ！？｣

これをこうして、こうでこうであれでこれはここで…完成！

カメラマン｢まだかい？｣

｢出来ました！｣

現場｢おーーーーー！！！！｣

スタッフ｢お姫様だ！｣

｢そう！王子っていのは変えずに、テーマは、『王子のエスコート』です！｣

カメラマン｢よし！さっそく撮影だ！｣

・
・
・

スタッフ｢確認はいりまーす！｣

カメラマン、す｢めっちゃいい！！！！｣

どれどれ…

どきん

あ、これだ。この感じ。体全体が動いた感じ。
どきどきして、かっこいいって思って、楽しめる感じ！！！

｢これだ(ﾎﾞｿｯ｣

カメラマン｢OKが出たぞー！！！｣

めっちゃ撮影は大成功だった。

現場｢解散！お疲れ様でしたー！！！｣


ー事務所へ向かうー

な｢すごいね！Aちゃん！｣

｢いえ、私は私が思ったことをやっただけです｣

さ｢まさか、あんなのが思いつくとは｣

り｢ヘアメイクさん連れてった時は何事かと思ったけど笑｣

｢あははは…苦笑い｣

じ｢でーも！Aちゃんでも良かったな〜｣


｢冗談はやめてください！｣

そして離れる。

｢まだ事務所行ったらサイン書きですからね！｣

す｢はーい！｣

日記5→←日記3

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す