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story5 ページ6

「んっ…」

気がつくと病院に…そんな上手い話がある訳ではなく、

「家?」

でもわたしの家じゃない
どこだろここ。
体を起こして周りを確認しようとするが。

「いったっ…!!」

体中が痛い。
包帯が巻かれているけど、血が滲んでるし、とにかく痛い。
てかここって…もしかして

さ「おっ。目覚めたか?」

この声!
声のする方を見ると、さとみだった。

さ「すげー傷だらけだったんだぞ。」
さ「お前ん家の親が今仕事手放せないけど、桜になんかあったって焦った声で連絡してきた時は何事かと思ったわ」

「ごめん。迷惑かけた」

さ「いいんだよ。気にすんなとりあえずまだ寝るか?」

「いや起きる。」

さ「ん。服俺のだけど用意しておくから」

「ありがとうさとみ」

さ「おう!(なでなで」

パシッ!

思いっきり手を跳ね除けた。

「あ、ごめん!」

さ「いや、、驚いたけど。やっぱ何があったか聞いといた方が良さそうだな。話せるか?」

全力で首を横に振った

さ「わかった話せる時でいいから話してよ?」

頷くと笑ってくれた。

パタン

ドアが閉まると同時に涙が出てきた。
なんで。
頭を撫でられることなんて今まで何回もあった。
なんで怖いって思ったんだろう。
さとみなのに。
あの男の人に手を伸ばされたような感覚になった。
怖い。やめて。って
なんで…

さとみの服を借りて、自分の服が乾くのを待った。
自分の服を着てなんとか家に帰ると、もう自分の部屋から出れなくなっていた…

それは春の風が心地良い、4月の出来事だった

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ニンジンウサギ - ファイティーン (2019年10月29日 18時) (レス) id: f6c0423aa8 (このIDを非表示/違反報告)
sana(プロフ) - そらさん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年10月14日 2時) (レス) id: a32a4d6a5c (このIDを非表示/違反報告)
sana(プロフ) - milkさん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年10月14日 2時) (レス) id: a32a4d6a5c (このIDを非表示/違反報告)
sana(プロフ) - かなとさん» 教えてくださりありがとうございます!以後気をつけます! (2019年10月14日 2時) (レス) id: a32a4d6a5c (このIDを非表示/違反報告)
そら - 更新がんばってください!掛け持ち疲れ様です (2019年10月9日 13時) (レス) id: cb0860921a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sana | 作成日時:2019年9月11日 8時

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