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Aside


そういえば見廻りの途中だったなぁなんて呑気に考えてると、携帯が震え出した。

見てみればいつの間にか着信が何十件も入っていて、真選組のみんなから着信が入っていた。


『やば…』


みんながいる所から少し離れて、電話に出た。


土方「おいてめェ、どこほっつき歩いてんだ」

『いやぁ…とってもおいしそうな甘味処があったもので…』


ちなみにこれは事実。甘味処の前で十分ぐらい心と戦ってました。


土方「今何時だと思ってんだコラ!」

『え、えーと………三時?』

土方「違うわァァァ!もうじき六時じゃコラァ!」

『耳が痛いです土方さん』

土方「みんな心配して、探しに出るとこだったわ!」

『いやぁ、色々ありまして……』

神楽「A、どうしたアルか?」


シーっとお馴染みのポーズをすれば、神楽は携帯に耳を近づけて、電話の相手を探っているようだった。


土方「色々ってなんだ、色々って!」

『いやー、あのアレですよ、アレアレ』

土方「アレってなんだよ!」


ここで言うべきか否か。兄さんのプライド的どうなのだろうか………


『実は…ってうわ!?』


気づけば携帯は神楽の手に収まっていて、ようやく取られたのだと理解出来た。


神楽「おいてめ、マヨラーアルな」

土方「あぁ?なんでてめェが出てくんだよ、チャイナ娘」

神楽「私で悪かったアルな」


なんだか一戦始まりそうなので止めに入ろうとすると、神楽は携帯を耳から離した。


『……あれ、土方さんは?』

神楽「A、今日ずっと悩みっぱなしアル。今夜ぐらい休んでもいいアルヨ」

『え、私そんなに悩んでた?』

神楽「もう恋する乙女みたいだったアルヨ」

『そっか………ありがと、神楽!』


なんだか自分の心の内を見られていたのが怖かったり、でもやっぱり、安心している自分もいたりして、複雑な気持ちだ。


神楽「こんなのどうってことないアル!」


でも、友達がいるっていうのはとても安心できた。


新八「なにやってるんですか、二人とも!」

神楽「女同士の話しアル。男は突っ込んでくんなヨ」


やっぱり、兄さんにはこの二人がいる生活のほうが幸せなのかもしれない。









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設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 坂田銀時   
作品ジャンル:アニメ
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花遥(プロフ) - みさん» まじですか!?すみません!今日中に直します!ご指摘ありがとうございます! (2020年5月31日 12時) (レス) id: da3875e041 (このIDを非表示/違反報告)
- 名前変換ができていないですよ。 (2020年5月29日 22時) (レス) id: f2adcfd39e (このIDを非表示/違反報告)
花遥(プロフ) - 星猫さん» 星猫さんコメントありがとうございます!銀魂はもちろん、進撃、七つの大罪、鬼滅、ヒロアカ、エヴァ、炎炎ノ消防隊、ハガレン、文スト、ワートリ、FGO、終わセラ、約ネバなどなら書けるぐらいの知識はあるはずです!(文字数の関係で略しました。すみませんm(__)m) (2020年4月14日 0時) (レス) id: da3875e041 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか? (2020年4月13日 18時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花遥 | 作成日時:2020年3月30日 23時

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