【銀魂】紅眼の戦姫 四【沖田総悟】

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Aside


おいおい、冗談はよしてくれ。って言いたい。

けど、やっぱりこの違和感は否めない。

なんだか、兄さんじゃない感じがする。


『…………』









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もしこのまま、全部忘れることが出来たのなら……………

兄さんは幸せなのだろうか。

松陽の死も、仲間たちの死も全部忘れられたら、楽に生きられるだろうか。

私が全て忘れて生きるなんておこがましいにも程があるけど………






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『兄さんなら……』

神楽「……A？コイツの話聞いてたアルか？」

『…え？』

神楽「だから、銀ちゃんは記憶喪失で名前も覚えてないから、ちょっとずつ取り戻そうって」

『そ、そっか。聞いてなかった、ごめん』

神楽「まったくAは仕方ないアルなぁ」

新八「とにかく！みんなで銀さんの記憶を取り戻しましょう！」

神楽「メガネにしてはまともな考えアル」

お登勢「そうだね、このまま家賃のことも忘れられたら困るしね」

キャサリン「マッタク仕方ガナイデスネ！」

『そう……だね』



私はどんどん溢れ出る考えを無理やり上書きしてそう答えた。






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