【銀魂】紅眼の戦姫 四【沖田総悟】

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Aside


『みんなァ！』

お登勢「A、遅かったね」

『え、遅かったって………』

神楽「大丈夫アル。銀ちゃんは生きてるアルヨ」

『………良かったぁ』

神楽「あの腐れ天パのために泣いてるアルヨ！いい子ネ！この子いい子ネ！」

『いやぁ……びっくりしちゃって』

新八「神楽ちゃん。あんまり大声出さないで」


生きててよかった……
もし死んでたら、たぶん立ち直れなかった。


お登勢「心配いらんよ。車にはねられたぐらいで死ぬタマかい」

神楽「いい年こいてジャンプなんか読んでるからこんな目に遭うアル」

キャサリン「コレヲ機会ニ少シハ大人ニナッテホシイモノデスネ」

お登勢「まったくだ」

新八「ホントそうですね」


ワハハ、と和む空気に大丈夫そうだと安心した。


チャラ男「いやー、そう言ってもらえるとはねたこっちとしても気が楽ッス。マジスンマセンでした。携帯でしゃべってたら確認遅れちゃって」


めちゃめちゃ人をイラつかせるのが得意そうなチャラ男。正直ここで斬ってやりたい。


神楽「てめーかァァコノヤロォォ！！」

お登勢「オルァァァ！！飛べコラァァ、飛んでみろ！出せるだけ出さんかい！！」

『ウルァァァ！！今すぐしょっぴいてやる！！首出せ！コルァァァ！！』

新八「なんでこんなに性格激変してんの！？」


いや、空気も激変してるよ、新八。
そこは新八もノらなきゃ。
ツッコミ担当としてまだまだだな。



でも、今のでなんだか落ち着いた気がする。
いつもどうりのみんなで良かった。


看護師「うっせェェェェ！ここどこだと思ってんだバカどもがァァ！！っておいィィィィ！！まだ入っちゃダメだって！！」


扉が開いて反射的にみんな中に入ってしまったので、私も着いて行った。

ベッドの上には頭に包帯を巻いた兄さんが座っていた。






.






………けど、なんだかいつもの兄さんじゃない気がするのは、気のせいかな。


お登勢「なんだィ。全然元気そうじゃないかィ」

神楽「心配かけて！もうジャンプなんて買わせないからね！」

新八「心配しましたよ銀さん……えらい目に遭いましたね」

『ホントだよ。滅茶苦茶心配したんだから』

神楽「Aなんて泣いてたアルヨ」

『ちょっ、それは言わないでッ！』

銀時「誰？」







.







神楽「え？」

銀時「一体誰だい君達は？僕の知り合いなのかい？」

「「「「「……………」」」」」







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