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Aside
沖田「いやー、奇遇ですねィ。今日はオフでやることもねーし、大好きな格闘技を見に来てたんでさァ」
沖田は石段に座り、そう話し出した。
それにつられて万事屋と私も石段に腰を下ろした。
沖田「しかし旦那方も格闘技がお好きだったとは…」
『いや別に私好きじゃないから』
喋らせておけば聞き捨てならないワードが聞こえてきたものだから、つい反応してしまった。
沖田「俺ァ、とくに女子格闘技が好きでしてねィ。女どもがみにくい表情でつかみ合ってるトコなんて爆笑もんでさァ」
一体何が楽しいんだ、コイツは。
新八「なんちゅーサディスティックな楽しみ方してんの!?」
『……ねぇ、サディスティックってなに』
銀時「………」
兄さんしらじらしく目線を逸らした。
神楽はそれを見越して、私にこう言った。
神楽「……Aはそんなこと知らないでいいアルヨ」
新八「そ、そうですよ!」
『いや一体なに!?そんなに言うの渋るようなもの!?』
沖田「……それより、旦那方。
暇ならちょいとつき合いませんか?もっと面白ェ見せ物が見れるトコがあるんですがねィ」
『結局無視かよ』
銀時「面白い見せ物?」
沖田「まァ、付いてくらァ、わかりまさァ」
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作者名:花遥 | 作成日時:2019年12月26日 2時