【銀魂】紅眼の戦姫三【沖田総悟】 (ページ11)

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Noside

今、Aと沖田が腰掛けている岩の前には木に逆さまに吊られている万事屋の面々(怪しい三人組)が。

新八は悪気も仕事もなかったと話し始める。

新八「夏だからオバケ退治なんて儲かるんじゃねーのって、軽いノリで街ふれ回ってたら………ねェ、銀さん？」

銀時「そーだよ、俺昔から霊とか見えるからさ～。それを人の役に立てたくて。あっ、君の後ろにメチャメチャ怒ってるババアが見えるね」

沖田「マジですかィ？きっと駄菓子屋のババァだ。アイスの当たりくじ何回も偽装して騙したから怒ってんだ」

どうしよう……と真顔で言ってのける沖田。

『いやそれあのコンビニのおばさんだよ。私十分間ぐらいあたためるかあたためないかレジの前で悶々としてたんだけど、絶対そのこと根に持ってるよね』

沖田の背後で刀を振り回すA。

銀時「心配いらねーよ。俺たちを解放し、水を与えてやれば全部水に流すってよ」

沖田「そーか、わかりやした。じゃあコレ、鼻から飲んでくだせェ」

ピチャピチャと沖田の持つ缶コーヒーが銀時の顔に直撃する。

銀時「いだだだだだ！何コレ！なんか懐かしい感覚！昔プールで溺れたときの感覚！」

『いやいや死んじゃうよ、流石に。せめて生命保険だけでもかけさせて』

銀時「テメコラ！真顔でんなこと言ってのけるような子に育てた覚えはありません！」

『ほら、もう意識も朦朧と……』

銀時「してねーよ！」

神楽「銀ちゃん、私爆発しそう。バーンッて…助けて！」

銀時「オーイ、いたいけな少女が頭爆発するってよォ！いいのかテメーらこの小説終わるぞ、コラァァ！！」

『いや、主人公私だから。でも、端から神楽と新八だけは助けるつもりだったから。首と体がサヨウナラするのは兄さんだけだから』

銀時「なんかさっきより殺し方エスカレートしてない！？誰か助けてェェ！！」

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