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時雨side
女中の森さんのお洗濯のお手伝いをしていれば縁側を歩いていく総悟の姿が。
「そーごー、始末書終わったのー?」
総悟はこちらに視線をよこして口パクでなにか言っている。
「んなもん誰がやるか」
頭にきました。ハイ、今カチンと来ましたよ。
「……さっさと終わらせろやァァァ!」
「………」
いや、なに。そんなガン見されても。
ハイまた口パク来ました。
「ブサい顔になってやすよ」
「………てんめェ、後で覚えてろォォ!!」
そう言えばニヤニヤして走り去って行った。一体何がしたかったんだ。煽るだけ煽って何やってんだ、アイツは。
「仲良いのねぇ」
「まあ、それなりには」
「あら?私はとってもお似合いだと思うけど」
「そうですか?」
「えぇ。まあ、時雨ちゃんのいうお似合いが私の言うお似合いといっしょかは分からないけどね」
そう言ってふふふ、と笑う森さん。森さんの言うお似合い……?
.
・→←第五訓.一度した約束は死んでも守れってかっこいいけど、私的には死んでもらったら困る
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作者名:花遥 | 作成日時:2019年10月3日 22時