検索窓
今日:7 hit、昨日:1 hit、合計:80,090 hit

10* ページ11

「...!

記早A...A、か。」


エレベーターが目的の階数に着き開く。彼に名前を呼ばれて少しドキリとした気がする。

「改めて、よろしくな、A」


エレベーターを降りて彼は私の方へ向いてそう言った。


『こ、こちらこそよろしく...お願いし...ます』


「別に敬語使わなくてもいいぞ?もう他人じゃねえんだし」




"他人じゃない"

そんな彼の言葉が嬉しかった。




「...!

うん!よろしくね、轟くん!!」




彼と私の関係は、今やっとスタートラインに立ったばかりだ。






________________




轟side



「...お母さん」

ノックをするとお母さんの柔らかい声が聞こえてドアを引いた。ここに来るのは今日で二度目だ。


「...あら焦凍。来てくれたのね。さ、こっち、座りなさい」


そう言ってお母さんはまたあの時と同じふわりとした笑顔で此方を見た。


"例え望まれていなくても救い出す"


自分の中でそう決めていたのに、お母さんに再会してからずっと救われてばかりだ。



「なあ、お母さん」


俺はここ最近ずっと引っかかってたもやもやがあった。それは未だに解決するどころかもつれてほどける気配は微塵もない。


「なあに、焦凍」


「同級生にAっていう女子がいてな」

11*→←9*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (130 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
310人がお気に入り
設定タグ:ヒロアカ , 僕のヒーローアカデミア , 轟焦凍   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みい(プロフ) - りむるくさん» コメントありがとう御座います!!!ものすごくわかります!!私も連続停止してめっちゃスクショしました!!!笑頷いたときの目を瞑ってるカットが最高に天使でした!!ありがとう御座います更新頑張ります!!☆彡 (2017年7月14日 22時) (レス) id: 4b2caecd76 (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - ぴーちさん» コメントありがとう御座います!!もうほんとただの王子様すぎて死にました!!!十傑頑張って書いてるのでまた公開しますね!!☆彡☆彡 (2017年7月14日 22時) (レス) id: 4b2caecd76 (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - ぱんださん» コメントありがとう御座います!!ですよねー!!白馬とか公式が王子様つまて言ってるのと同じだと思うんです!!!!めっちゃ悶えました!!!! (2017年7月14日 22時) (レス) id: 4b2caecd76 (このIDを非表示/違反報告)
りむるく(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいてます!新エンディングの轟君について作者様と全く同じこと考えてました。あのうなずき方すごく萌えました。戦ってる顔もすごくかっこいくて、停止ボタンと再生ボタン何度か繰り返して顔ガン見してました←  更新がんばってください! (2017年7月12日 16時) (レス) id: 0863e81cbc (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち(プロフ) - いつも楽しく拝見させて貰ってます!ほんとに…2期のEDの王子様の格好した轟君がかっこよすぎて…めっちゃ萌えました…めっちゃ発狂しましたw轟君イケメンすぎかよ( ˙-˙ )その小説楽しみにしてます♪ (2017年7月10日 0時) (レス) id: f58ca33f87 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みい | 作成日時:2017年7月2日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。