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prologue ページ1

「っはー....」


特徴的な髪色をした容姿端麗な少年は、とある引き戸の前で立ち止まった。

少年がこの場所に来るのは初めてだった。自分の中でけじめを着けるため、そして母を救い出す為に此処に来た。


あの時、そうあの時だ。彼女と出会ったのは。




『....あの、大丈夫....ですか?』


「...え?」



白い白い病院の廊下で、ふいに彼女は現れた。まるで天使のように___。
いや、彼女自身が天使そのもののような容姿をしていた。


『急に話しかけてごめんなさい。その...手が震えていたので大丈夫かなと思って。』

そう言って彼女は少年の顔を覗き込んだ。彼女は覗き込んだつもりは無いのかもしれないが、身長差のせいだろう、上目遣いで少年を見上げる彼女にはそそられるものがあった。


「震え...て?」

『はい...。私ここにはよく来るんですけど、あなたは初めて見る顔でしたので...少し心配になって。』



少年は彼女に言われるまで全く気づかなかった。自分が震えているということに。
自分がものすごく緊張しているということに。


そんなことを考えていると彼女は、『それじゃあ、頑張ってくださいね。』と言って笑い、両腕で抱えたユリの花束を持ち直し、その場から去っていった。



「.....」




これが少年と少女の出会いであった。

1*→



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設定タグ:ヒロアカ , 僕のヒーローアカデミア , 轟焦凍   
作品ジャンル:アニメ
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みい(プロフ) - りむるくさん» コメントありがとう御座います!!!ものすごくわかります!!私も連続停止してめっちゃスクショしました!!!笑頷いたときの目を瞑ってるカットが最高に天使でした!!ありがとう御座います更新頑張ります!!☆彡 (2017年7月14日 22時) (レス) id: 4b2caecd76 (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - ぴーちさん» コメントありがとう御座います!!もうほんとただの王子様すぎて死にました!!!十傑頑張って書いてるのでまた公開しますね!!☆彡☆彡 (2017年7月14日 22時) (レス) id: 4b2caecd76 (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - ぱんださん» コメントありがとう御座います!!ですよねー!!白馬とか公式が王子様つまて言ってるのと同じだと思うんです!!!!めっちゃ悶えました!!!! (2017年7月14日 22時) (レス) id: 4b2caecd76 (このIDを非表示/違反報告)
りむるく(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいてます!新エンディングの轟君について作者様と全く同じこと考えてました。あのうなずき方すごく萌えました。戦ってる顔もすごくかっこいくて、停止ボタンと再生ボタン何度か繰り返して顔ガン見してました←  更新がんばってください! (2017年7月12日 16時) (レス) id: 0863e81cbc (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち(プロフ) - いつも楽しく拝見させて貰ってます!ほんとに…2期のEDの王子様の格好した轟君がかっこよすぎて…めっちゃ萌えました…めっちゃ発狂しましたw轟君イケメンすぎかよ( ˙-˙ )その小説楽しみにしてます♪ (2017年7月10日 0時) (レス) id: f58ca33f87 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みい | 作成日時:2017年7月2日 2時

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