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#転職先のfin. ページ7

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「やべだいぃぃぃぃ」
「なんて?」
「OK、吹っ飛ばすぞ五条」


君の術式なら一瞬で終わるでしょ?とバームクーヘンを食べながら聞かれる。人の話は真面目に聞いて欲しいものだ。

転職したい。ここ最近の願いはそれだけだ。


「てか専業主婦したい。超超ホワイトやん」
「旦那がいないでしょ」
「建人。元が付くけど」
「あれ、じゃあなんで別れたの?」


「なんかぁーー、建人にきゅんきゅんしなくなったと言うか。めちゃ好き!、みたいな感じじゃ無くなってしまったというか」
「きゅんきゅんねぇ………」


何かに気づいたように五条はにやにや笑ってどうした、大丈夫かと心配になる。


「ねぇ、A。僕にしない?僕お金持ちだし、専業主婦にしてあげれるよ」

そ・れ・に、と言葉を続ける五条。何故か立ち上がって目隠しを外し、顔を近づけてくる。

「僕となら、きゅんきゅん出来るかもだし」


肩に手を回され、顔の良さを見せつけてくる。浮かんできた気持ちは「まつ毛くっそ長えな、何本あんの??」というくだらないと称されるであろう言葉だったが、背後からなんか、凄い空気を感じた。


「貴方は私にまたときめくようになれば復縁してくれるんですか?」


ソファにいたはずの私の体はいつの間にかソファの上に浮かんでいて、建人に抱きかかえられていた。

建人。私、重いので下ろして。なんて言える雰囲気ではなく、ま、まぁ?と返す。
建人に顔を近づけられ、何?と本当に少しだけいつもより心臓の音が速くなった。






「一つ、私は貴方に対して恋愛感情が無くなったから離婚に応じた訳ではないこと。二つ、これからは遠慮なんてしないので。

この2つを了承して下さい。それでは」





すとん、と床に落とされるが私は心臓がまるで止まったかのような予感がした。

………いや、待て待て待て。
数ヶ月前に少しばかり冷めてしまった夫への恋情は再会して数日で熱を取り戻してしまうものなのか??

この気持ちが好きっていう気持ちの再発だったなんて知らないんだよ!!!



彼女の隣は譲れないらしい七海建人。


彼の隣は私でなくてはいけない!と思うのはまだ先である中村A。


その2人をくっつける原因になってくれた彼こと五条悟。


実はその代わりに2人に自分の任務を流しているなどは、彼は言わない。



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- 社蓄と術師を絡めるのか〜❗すごっ‼夢主もちゃんとブッ飛んでて面白かったです❗ (2022年3月28日 3時) (レス) @page8 id: d826e852a9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れもんのティー | 作者ホームページ:ありません  
作成日時:2021年11月20日 18時

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