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king5 ページ6

左馬刻side


合歓とAがいなくなったのを確認し、客室に入る。

左馬刻「で、Aを傷つけた奴らはどうなったんだ?」

銃兎「もちろん捜してますよ。今すぐにでも見つけてしょっぴいてやる……!!!」

理鶯「あぁ。小官にできることがあったら言ってくれ。力になろう。」

左馬刻「サンキューな。」




半年前にAに降りかかった事件。

それは、簡単に言うとイジメ。


だが、その内容が酷かった。

まぁAの容姿に嫉妬した女共が中心になったのだがそれはクラス全体に広がっていった。

最初は悪口くらいの可愛いモンだった。

それはだんだんとエスカレートし、あいつらは刃物まで使い始めた。

だんだんと傷がつき始めるAの体。

それを気づかせまいと振る舞い続けたA。

俺らは異変に気づけなかった。

挙げ句の果てにはクラスの男子にAを襲わせようとした。

また、Aは屋上から突き落とされそうになったこともあるらしい。

寸前で先生に見つかり、危ういところで助かったらしいが。

さすがにヤバいと思ったAの親友が俺に言ってくれた。


マジで許せねぇ。

Aは転校できたらそれでいい、と言うからそのままでいたが、実は裏で銃兎に調べてもらっていた。


A。俺の大事な妹。

気づけなかった俺はとてつもない後悔に追われ、立ち直れなかった。

Aは寂雷先生のカウンセリングで回復してきている。


今はしょうがねぇからイケブクロの一郎のダボの弟が通う高校に通わせている。


今のクラスでは馴染めているようだ。




ぜってぇぶっ潰してやる。

男だろうと女だろうと関係ねぇ。

A、もう少しだけ待ってくれ。






コンコン


『お兄ちゃん!銃兎お兄ちゃん!理鶯お兄ちゃん!今ね、おねぇちゃんとクッキー焼いたの!』

銃兎「ちょうどお腹がすいていたので嬉しいですね。」

理鶯「うむ。いい匂いだ。小官も腹が減った。ありがとう、A。」

左馬刻「ありがとな、A。お前と合歓の作るクッキーはうまいからな。」

『えへへ。どうぞ、召し上がれ!』


俺はA達が作ったクッキーを口にし、再び決心した。

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カイア♪(プロフ) - 肘木さん» ありがとうございます!最近更新できていなくて申し訳ない………。頑張りますね! (2019年7月20日 23時) (レス) id: 21e25083ee (このIDを非表示/違反報告)
カイア♪(プロフ) - おっふさん» 読んでくださってありがとうございます! (2019年7月20日 23時) (レス) id: 21e25083ee (このIDを非表示/違反報告)
肘木 - やっばいめっちゃ面白い左馬刻様かっこいい。更新楽しみにしてます! (2019年7月20日 22時) (レス) id: 3f3af7efe1 (このIDを非表示/違反報告)
おっふ - はぁぁー、、、神かよ//// (2019年7月17日 17時) (レス) id: dfac6954d1 (このIDを非表示/違反報告)
カイア♪(プロフ) - 瑠璃さん» 私も本命はぽっせと麻天狼なんです!初回限定版買えるようにがんばりましょー! (2019年6月11日 21時) (レス) id: 21e25083ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カイア♪ x他1人 | 作成日時:2019年6月3日 18時

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