ハマのkingにはもう１人妹がいるそうで。

king27 ページ31

明日は退院！


嬉しいなぁ。


？？「Aーっ！遊びに来たよー！」

『らむちゃん。あのね！明日には退院なの！』

乱数「ほんと！？じゃあ、またAとたーくさん遊べるんだね！」

『うん！またシブヤ行くから！』

乱数「じゃあ、退院して一番最初に僕と遊んでくれる？」

『いいよ！』


快く承諾すると、らむちゃんは嬉しそうに跳ねた。


乱数「やったぁ！じゃあ、明日の午後、僕とデートしてよ！」

『で、デート！？』

乱数「だめ？」


かわいい。


上目遣いでお願いしてこられちゃ、断れないでしょ。


『し、しょうがないなぁ！いいよ。』

ちゅっ


おでこにキスが落とされた。


乱数「僕、Aのことだーいすき！！」

『私もだいs「おい、テメ、乱数。お前、人の妹に何しやがる。」………お兄ちゃん。』


乱数「左馬刻ったらこっわーい☆別に？Aと愛を確かめあってただけだよ？」

左馬刻「あぁ？お前にゃ渡さねぇよ。」

乱数「力ずくで奪うもーん！ベーっ！だ！」

左馬刻「上等だ。表出ろや、ピンク頭ぁ！」

乱数「受けてたってあ・げ・る♡ただ、容赦はしないからね！」

左馬刻「ンなモンいらねぇよ！今にその余裕ぶった顔に傷つけてやる！」

乱数「サマトキサマこわひー☆」

左馬刻「んだと！？」



目の前で繰り広げられる言い合を止めることができず、困っていたところに救世主登場。

？？「こらこら。２人とも、ここは病院だからね。音量、下げてもらえるかな？」

乱数「げぇっ。寂雷のジジィだぁ。」

寂雷「聞こえていますよ、飴村くん。」

乱数「あははっ。ジジィのくせに耳は良いとか。意味わかんない。」

寂雷「だから、聞こえていますよ。」



これは長引きそうだなぁ。


しょうがない。お兄ちゃんは怒るかもだけどやるしかないかぁ。




ちゅっ

ちゅっ




部屋にリップ音が２回響いた。


左馬刻「Aっ！？！？！？」



簡単に言うと、私はらむちゃんと先生の頬にキスしました。

『これで、喧嘩やめて？』

乱数「ま、まぁ、Aが言うなら……。」

寂雷「と、取り乱してすまなかったね…。」




頬を軽く染める２人。

違う意味で赤く染める１人。

満足そうに見ている１人、と病院は軽くカオス状態になっていた。

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