ハマのkingにはもう１人妹がいるそうで。

king13 ページ14

泣きつかれたな。

気分転換にシブヤ来た。


あいかわらずカラフルだなぁ。

周りを見渡しているといきなり視界が真っ暗に。


？？「だぁーれだっ！」

私は可愛らしい声と甘い匂いでわかった。

『らむちゃん！』

乱数「あったりー！久しぶりだね、A！」

『そだね！』

乱数「わぁ！背、おっきくなったね！それに……泣いたでしょ？」


うっ。

らむちゃんには何でもお見通しらしい。

『うん。昔の夢見ちゃって、先生のカウンセリング受けてた。』

乱数「ジジィの所かよ。あ、ううん。なーんでもないよ！」


先生と犬猿の仲ってほんとらしい。

乱数「僕の事務所おいでよ！紹介したい人がいるんだぁ！」

『行く！紹介したい人？ねね、どんな人？』

乱数「僕のぽっせだよ☆」


にこりと笑うとらむちゃんは私の手を取り、事務所へと向かった。









乱数「どうぞ！入っていーよ！」

『お邪魔しまーす。』

？？「おや、おかえりなさい乱数。そちらの可愛らしいお嬢さんは？」

？？「幻太郎！俺の話を聞きやがれ！ってお前誰だ？」

乱数「可愛いでしょー！碧棺Aちゃんだよ！」

？？「碧棺………あぁ、ヨコハマの白髪の。」

？？「理鶯さんのチームのリーダーに妹なんていたんだな。」

『えっと、碧棺Aです。よろしくね。』

乱数「僕のぽっせ、幻太郎と帝統だよ！あ、こっちが幻太郎で、こっちが帝統ね。」

幻太郎「はじめまして。小生は夢野幻太郎というしがない小説家です。以後お見知りおきを。」

帝統「俺は有栖川帝統だ！ギャンブラーだぜ！Aはギャンブルしねぇのか？」

乱数「ちょっと帝統！未成年にギャンブル教えないでよね！」

『幻太郎さんと帝統くんね。えっとよろしくおねがいします。』

幻太郎「幻太郎、でいいですよ。A。」

『はい！幻太郎！』

乱数「A、向こうのお部屋にたーくさん可愛い洋服あるから見てきなよ！」

『ほんと！？じゃあ、見てくる！』

乱数「試着とかしてもおっけーだよっ！」

『ありがとー！』

私はみんながいる部屋を出て、洋服がたくさん置いてあるという部屋へ向かった。

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