【ヒプノシスマイク】二郎の彼女はガチゲーマー

三郎 ページ6

三郎side




三郎「ただいま帰りました」


今日は日直で遅くなってしまった...

なんてぼーっと考えてると「お帰りー！！」とA姉が抱きついてきた。


三郎「A姉！？」

A「三郎〜！今日遅かったね？なんかあった？？」

三郎「い、いえ、日直で遅くなっただけです。」


僕、荷物置いてきますねと言ってA姉から離れる。



...はぁ、きっと今凄く顔が赤い


三郎「なんでA姉が二郎なんかの彼女なんだ....あ、」


カバンを整理してると何故か学校のヤツに貰ったヨコハマにあるカフェのチラシが出てきた。


...明日は休み



よし、A姉を誘うぞ！！





二郎「おーい三郎、兄ちゃんがメシ出来た...ぞって？なに見てんだ？」

三郎「うわっ！なに勝手に部屋に入ってきてんだよ！！」

二郎「ふーん...なるほどね、Aを誘おうって？」


いつの間に取ったのか前でチラシをヒラヒラとさせる二郎に怒りが沸き上がり、チラシにシワがつくのも気にせず奪い取る。


A「おーい、じろー？さぶろー？一兄がはやくしろって...？なんかあった？？」

三郎「え、A姉！？いえ、何でもないですよ！！」


二郎から奪い取ったチラシを自分の後ろに隠し持つ。


三郎「ごはんですよね！今いきます！」

二郎「何でもない...ね、」


なんて意味深な台詞を言う二郎に引いていると、後ろに持っていたチラシを奪われる。


三郎「おい！二郎！！」


なんて叫んでも時すでに遅し。


二郎「こ、ここ！明日行こーぜ！」

A「おー！可愛いね！いこいこ！！」

二郎「だから今日は帰ったら早く寝ろよ...」

A「り！じゃあ、一兄に自慢してこよーっと！」




(見てみて一兄！明日二郎と行くんだ！！)

(お、よかったな！...ヨコハマか)

(なにかあるの？)

(いや、碧棺左馬刻には気を付けろよ)

(あおひつじ...？)

(あ、お、ひ、つ、ぎ！なんで乱数は覚えてて左馬刻は覚えてねぇんだ...)

＊→←山田家

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す