【ヒプノシスマイク】二郎の彼女はガチゲーマー

お泊まり会 ページ14

二郎side




いつも通り学校からかえって俺とAでゲームして、当然のようにAが勝ってると不意に何かを思い出したのか「あっ、」と言う。


二郎「ん？どうしたんだよ」

A「一兄と、三郎には伝えてるんだけど」

二郎「おう」

A「今日私泊まるから」


...ん！？

今こいつ泊まるって言ったか！？


二郎「ど、どこにだよ...」

A「ここだよ」


「ここ以外にどこに泊まればいいのさ」とジト目でこちらを見てくる。


いや、いや待てよ...

小学生くらいまでは何回かあったけど、高２だぞ！？

いや、それより俺彼氏だぞ！？


二郎「そう言えばどーして泊まるんだよ」

A「両親今日は帰って来れないってさ」

二郎「いや、家にいられるだろ！？」

A「家事出来ない！」

二郎「だからって！」


そう言うと急に黙りだすA。


ど、とーせこれも嘘泣きだろ？


A「ぐすっ、じろーなんでそんなに嫌がるのさ...ぐすっ」

二郎「はっ！？そ、そんなんじゃねーよ」


マジで泣いてる...！？

ど、どうすればっ...！


A「...なら、なんで家にいられるとか言うのぐすっ」

二郎「だからそれは、その...それより涙をふけ！」


どうすればいいかわからないので自分の上着の袖で涙を拭き取る。


二郎「なんでまだないてんだよ...」

A「分かんない...二郎に嫌われたと思ったらつい、」


べつに嫌ってねーし...


そう思ったらAにキスしてた。




(！？)

(あ、その...)

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