検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:43,800 hit

4.鬼からの第1印象は ページ4

Aが倒れてから5分経過のリビングでは…



黒「…とりあえずこの女をどうにかするか。」



黒死牟は、倒れたAをそのまま置いてさっさとリビングを出て、どこかへ行ってしまった。



そして、黒死牟を合図に2人(?)の鬼達が話し始めた。



猗「アンタは一体何をしたんだ」



童「いやぁ〜。。
そう睨むなよ、猗窩座殿」



猗「どうにもこうにも、俺の鼓膜が壊れるかと思ったんだが。」



童「俺はただ、話しかけただけなんだよ!
そしたらこの子が叫んだんだぜ」



猗「いつも余計な事をするんだから、アンタは。」



童「猗窩座殿だってしてるじゃないか」



猗「…なんだと?」



猗窩座の額にピシリと青筋がたつ。



今にも戦いが始まりそうだ。



猗「悪いが、俺はお前より先に上弦の参になったのだが」



童「そんなこと言うなよ〜。
現段階では違うだろ??
もしかして、抜かされたのが悔しかったのかなぁ?」



ニコニコ顔で言う童磨。



きっとビキビキという効果音が鳴っているだろう。



猗窩座は額だけではなく、手にまで青筋をたて始めた。



猗「童磨。
もう1回言ってみr((黒「……そこまでにしとけ…猗窩座。」…チッ」



荒々しい舌打ちをたて、猗窩座はやっと怒りをしずめた。



どんな鬼のもめ事も収める事が可能…これが上弦の壱の力だろうか。



猗「それよりも変な人間が寝てるんだが。」



猗窩座は足元で倒れているAに、やっと気付いた様子。



ドアの近くに立ち、黒死牟はこう言った。



黒「その女を連れて…こっちにこい。
どうやら……上の階にその者の一室があるようだ…」



そう言われて、猗窩座と童磨は改めてAを見た。



童「可愛いね〜」



猗「…見かけ以上の馬鹿面だな。」



こんな第1印象を2人に思われてたなんて、気を失っているのもあるが全く知らないAだった。



黒「……。」



いくらたっても連れて来そうにないなと思うと、黒死牟はガッとAを背負い階段を上った。



童「なんか面白そうだね!」



猗窩座殿も早く!と、言わんばかりに童磨は猗窩座の手を握った。



猗「気持ち悪い。
階段ぐらい1人で上れる。」



そして突き放した。



黒「……こんなに軽い者がいるなんてな…」



一方の黒死牟は、Aの体重の軽さに驚いている様だった。



気絶中のAには、これまたわからぬ黒死牟からの第1印象だった。

5.何故ここに?→←3.出会いは大声



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (106 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
112人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 逆トリップ , 上弦の鬼   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

シンヤ(プロフ) - 続きとても楽しみにしています。 (2021年12月12日 1時) (レス) id: 42d6be6a70 (このIDを非表示/違反報告)
ケチャップ - エレキギターで時空を超えた… (2019年11月21日 18時) (レス) id: 7bf493a5f5 (このIDを非表示/違反報告)
ショウ - エレキギター 無惨様はキャラ崩壊wwwwww (2019年10月20日 19時) (レス) id: 038cd1b127 (このIDを非表示/違反報告)
ポン太 - 鳴女さんうっかりwなんか可愛いww (2019年10月5日 19時) (レス) id: 6845f547ea (このIDを非表示/違反報告)
灰斗くん - エレキギター.......草 (2019年9月29日 23時) (レス) id: 70c0107070 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:葉枝 | 作成日時:2019年9月24日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。