検索窓
今日:4 hit、昨日:4 hit、合計:13,887 hit

31 ページ32

「Aさんは本当にそれでいいの!?後悔しない!?僕は多分後悔するよ。だから今言わせてもらうけど、僕はAさんの事が好きだよ。

好きなのに、どうして一緒にいちゃいけないの?Aさんだって僕を嫌いになったわけじゃないだろ?減免したわけじゃないんだろ!?

だったら…だったら、今まで通り、なにも変わらず学校生活を過ごそうよ!律や、舞子さんや真也くん…みんなと!」


返事はなかった。
瞬きをした一瞬の間だった。

音もなくAさんは消えた。


僕は一方的に最後に思いをぶちまけたわけで、それすらAさんは聞いてくれたのか分からない。
けど、きっとAさんはちゃんと僕の思いを受け取ったはずだ。

こういう時、僕の勘は当たるんだ。


僕の恋はそこに寂しく転がっていた。
余りにも切ないけど、僕はもうAさんと会えないのかな。

何となく心のどこかで全てをしずめて、僕は眠りについた。

32→←30



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (16 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
26人がお気に入り
設定タグ:サキュバス , ファンタジー , 稲穂佳子   
作品ジャンル:ラブコメ, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:稲穂 佳子 | 作者ホームページ:http://uranai  
作成日時:2019年3月15日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。