出会い編＊１ ページ1
僕は高島瑛一！
今日から藍崎高校のピカピカの一年生だ。
初日、ということもあって入学式後の教室内は初々しい感じだった。
どこを見ても知らない人ばっかり。
だけど、中学生とは違って成長している高校生の僕ら。
ぎこちないながらもご近所の人たちとは話せるようになっていた。クラス中が、和やかなムードに包まれていた。
僕だって例外ではない。
前に座っている、背高のっぽの律に話しかける。
「ねぇ、律。もう女子と話した？」
「いーや、まだ。つか、お前興味ありすぎ。明日、自己紹介デーなんだから、明日話せばいいだろ」
律はスマートな見た目と同じく中身も知的だ。
おそらくこの学校は余裕で入学しただろう。
きっとテストの点数でも、上位をキープする奴だ。
かくいう僕は…うん、一言で言うとギリギリの崖っぷちだったね。
多分テストでボロボロになるだろう…。
「はーい、今日はこれでお終いにします。さようならー」
「さようならー」
中学の時と変わらない、かったるそうな感じで挨拶をして、みんなぞろぞろ教室から出ていく。
「律、一緒に帰ろ」
「おぅ。つーかお前…早く支度しろ。トロくね？」
「あはは…」
へらへらしながら帰る準備をしていると隣からスッと手が伸びてきた。
ん、なんだ？
そっちの方向を見ると、逆隣の女子がこちらにプリントを差し出していた。
「…コレ。落としたよ？」
「あ、ありがとう！」
「瑛一…お前なぁ…これすごく大切なプリントだぞ？本当馬鹿だなぁ…」
もう一度、女子にありがとう、と声をかけ僕はプリントをバッグにしまった。
たしか名前は…妃A、さんだよね。
大人しめなカンジの雰囲気の、妃さんのボディは…うん。
バストがすごい豊満。
そのブレザーを押し上げるそれに、ぼ、僕は魅了され…
「…なぁ、瑛一？お前妃さんのどこを見ているんだ？」
小さな声だが随分と鋭さを感じる声で、律にそう言われた。
「おっ…なんでもない」
「お前なぁ…」
そんなこんなで一日目終了。
僕の付近の人はみんないい人そうで…よかった。
一日目ですでにお友達もできたし。
高校生活ヨユーじゃん！？
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稲穂 佳子 - セレネ・アステリアさん» アドバイスありがとうございます！また、素敵なイベント参加ありがとうございました！ (2018年12月20日 20時) (
レス) id: a3b52e3a17 (このIDを非表示/違反報告)
セレネ・アステリア(プロフ) - それと、人の心の中の声はなるべく（）で書いて、（）や「」がない所は情景描写にしたほうが良いです♪その点で、上手く書けているところが所々ですがあったので素敵な表現だな、と思いました。これからももっと素敵な小説になる事を応援しています！頑張ってください！ (2018年12月18日 22時) (レス) id: 9b27cabf4c (このIDを非表示/違反報告)
セレネ・アステリア(プロフ) - レスありがとう御座います！お話の内容は素敵で面白いんですが、小説の表示の仕方に少しアドバイスさせて頂きますね！まず、主人公のセリフを『』にしたい気持ちは分かりますが、「」に変えて『』は過去セリフとかに使い分けた方が良いですよ！ (2018年12月18日 22時) (レス) id: 9b27cabf4c (このIDを非表示/違反報告)
稲穂 佳子 - セレネ・アステリアさん» わわ、コメントありがとうございます！まだまだ物語途中ですが、現時点でのアドバイスをください。厳しめ、緩め、どちらでも構いません。よろしくお願いいたします！ (2018年12月18日 22時) (レス) id: a3b52e3a17 (このIDを非表示/違反報告)
セレネ・アステリア(プロフ) - イベントに参加してもらった元、アラーネアです！一応読ませて頂きましたが、イベント参加ということでアドバイスとかいりますかね？もし良ければですが、させてもらっても良いですか？ (2018年12月18日 21時) (レス) id: 9b27cabf4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：稲穂 佳子 | 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2018年11月4日 15時
