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第三十一話 ページ32
「太宰ィ！？」
飛ばされた太宰の方を見ると、口から血を吐く太宰と、太宰に抱き抱えられた傷だらけのAがいた
「Aっ！」
『2人とも無事ですか…』
「酷い傷だ、大丈夫かい？」
太宰も珍しく焦りを見せる
『私ならまだ大丈夫です。体中痛いですが…』
Aは無理に笑ってみせる
『それより、太宰さんの異能、全然効きませんね』
立ち上がった太宰に手を借り、Aも立ち上がりながら云った
「あの触手、実に不思議だ。あれは異能じゃない。」
「はァ…！？」
太宰の言葉に困惑する中也とA
「愉快な冗談だなァ、オイ。異能じゃねぇならありゃ何だ？」
「仕方ない。懐かしの遣り方でいこう」
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五月雨花火(プロフ) - だいすこです (2019年5月14日 2時) (
レス) id: 2c3e029119 (このIDを非表示/違反報告)
謝花 - 更新楽しみにしてます！ (2019年5月13日 17時) (レス) id: cfb76e4621 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れおぱ | 作成日時：2019年5月9日 11時
