甘過ぎる2人ー7 ページ40
『え…？テヒョンくん？』
「朝ごはんつくったよ！食べて！A！」
『あぁ、うん、アリガトウ…』
昨日はヌナ、今日はいきなりの呼び捨て。
年下って、凄い。
ニコニコ笑顔のテヒョンくんに促されるがままテーブルについて朝ごはんを食べる。
『わ、美味しい。』
「ふふ、でしょ？」
こんがりキツネ色に焼かれたトーストと、目玉焼きはとても美味しかった。
テヒョンくんは嬉しそうに笑ったあと私の両手をぎゅっと握った。
「ねえA、結婚しよ。」
『……これはテレビかなんかのドッキリかな？』
なんて言うんだろう。驚きすぎてもはやなんのリアクションもできなかったわ。
「俺、Aに惚れた。
昨日みたいに俺のことあんな風に扱った女はAだけだったから…
もう、大好き。」
『いい病院紹介しましょうか？』
「ふふ、愛してる。」
駄目だ。どうしようもない。
『…テヒョンくんはMなの？』
「うーん…わかんないけど、AにいじめられるよりはAをいじめてAの可愛い顔を見るほうがいいかも。」
『…さようですか。』
Sですね、それは。
「あとテヒョンくんじゃなくてテヒョン。ね？」
『なんで…』
「お願い。」
『……テヒョン。』
そんな綺麗な顔で懇願するように言われてしまったらどうしようもない。
嬉しそうに笑って抱きついてくるテヒョンくん…テヒョン。
ここが、全ての始まりだった。
…………
そして今。
「ねーA、愛してる。Aは？」
『あーもう早く離れてよ。』
現在に至る。
今じゃ私が寝てる間にベッドに潜りこんでくる始末。
毎日毎日甘い笑顔で愛してると言ってくるこの義弟。
『ほんっと、可愛くない。』
「え？俺が？なんでー！？」
私の言葉にギャーギャー騒ぎ出すテヒョン。
まあ、可愛いけどさ。
「A〜」
『なに。』
「愛してる。」
『…ばか。』
こんな風に、いちいち心臓に悪いことを囁いてくるあたり、本当に可愛くない。
今日も、私とテヒョンの一日が幕を開けた。
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以上で終わりになります！
本編では最近テヒョンくんとAちゃんがイチャつけていないのでこのお話でイチャついていただきました笑
次のお話からは本編に戻ります！
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さらんらん(プロフ) - カフェ猫さん» そう言っていただいて感謝感激でございます（泣） ありがとうございます！！ぼちぼちとですが、更新頑張っていきます！ (2019年10月20日 11時) (
レス) id: 4f7a983637 (このIDを非表示/違反報告)
カフェ猫 - 更新してくれてめちゃくちゃ嬉しいです！このお話本当に大好きなので!続き楽しみにしてます！！！ (2019年10月20日 11時) (レス) id: baaac411fe (このIDを非表示/違反報告)
さらんらん(プロフ) - みぃちゃんさん» コメントありがとうございます！！長らく更新できていませんでしたが、これから頑張りますっ！ (2019年10月7日 21時) (レス) id: 4f7a983637 (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん(プロフ) - やったぁ！！嬉しいです^^楽しみにしてます。 (2019年10月7日 21時) (レス) id: fe7848c8c2 (このIDを非表示/違反報告)
さらんらん(プロフ) - ユンさん» 大変長らく更新できず申し訳ありませんでした(泣) これからはまたぼちぼちと再開していきますので、暖かく見守っていただければ幸いです (2019年10月7日 21時) (レス) id: 4f7a983637 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅあしゅあ | 作成日時：2019年5月11日 19時
