雪男の七星 SECOND【紅一点】 (ページ5)

今日:5 hit、昨日:16 hit、合計:95,809 hit

・ページ5

☆

自分たちの楽屋に戻ると、メンバーが私のことを待っていた。

ラウ「あ！七星ちゃん、どこ行ってたの？僕、探したんだよ！？」

『そうなの？ごめんね、ラウちゃん。ちょっと北斗のところ行ってた！』

ラウ「え、ずるい！僕も行きたかった！」

『ごめんね！！！お詫びになるか分からないけど、お手紙書いてきたから貰ってくれる？』

ラウ「僕にお手紙？嬉しい！」

佐久間「おいおい、七星！俺らの分はないのか！？」

『えー、さっくんも欲しいの？』

佐久間「当たり前でやんす！」

『しょうがないなぁ！みんなのもあるよ。笑』

佐久間「わーい！！！みんなー！！！集合！！！七星が手紙くれるってよ！」

深澤「マジ〜！？そんなの初めてじゃない！？」

阿部「初めてだよ」

ラウ「早くちょーだい！！！」

まるで学生のときのテスト返しみたいに1列に並んだメンバーに手紙を渡していく。

全員に配ると、一斉に開けて読み始めたので恥ずかしくて部屋の隅で耳を塞いでしゃがみこんだ。