雪男の七星【紅一点】 (ページ37)

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仲良しが1番ページ37

☆

阿部side

10人になってから、メンバー同士の接触が増えて仲の良さが増した気がする。

心理学でも単純接触効果といって、繰り返し接触すると好意度や印象が高まると証明されているので実際そうなのだろう。

特にラウールは見た目やパフォーマンスは大人っぽいけどまだまだかわいい16歳。

康二を道枝くんと取り合ったり、めめが取り合ってくれないと拗ねたり、俺にはできないかわいい嫉妬を繰り返していた。

今もラウールがじーっと見つめる先には照とふっかと七星の3人が楽しそうに話している。

岩本「そういえば七星、この前言ってた新しいタピオカいつ行く？」

『あ、そこ調べたんだけどさ、Uberでよくない？私のうちまで届けてくれるっぽいよ。』

岩本「あり」

深澤「本当2人ともタピオカ好きだね、飽きない？」

岩本「は？」

『は？』

深澤「え、なんかごめん。笑」

多分、最初は真面目に仕事の話をしてたんだけど、今はもうプライベートの話だから、ラウールも混ざりたいんだろうな〜。

阿部「ラウールなんでそんなに睨みつけてるの？」

ラウ「僕のパパとママだし、お姉ちゃんだもん」

阿部「じゃあ、入ってくれば？もう仕事の話してないよ。完全にタピオカの話」

ラウ「やだ！」

渡辺「ラウールだるい笑」

ラウ「僕は向こうから呼んで欲しいの！」

目黒「話し相手なら俺でも良くない？」

ラウ「全然よくない！」

目黒「お前〜！俺も可愛がってあげてるだろ〜！」

向井「ラウール、俺の胸があいてるで！！！」

ラウ「こーじくんうるさい！！！」

佐久間「ラウール、容赦ない！！！」