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ある日、いつものように2人で帰宅していると、

明らかに普段より口数の少ないラウールくん。








『どうしたの?もしかして、具合悪い?』



「ううん、違うよ!」



『そっか、それならいいんだけどね。』



「……あのさ、A先輩は僕のこと弟だと思ってる?」



『え?誰かから聞いたの?』



「うん…まぁ。」



『そっかぁ。嫌だった?ごめんね。

私なんかがお姉ちゃんじゃ嫌だよね。』



「っ、そうじゃない!」



『え?』















「僕はA先輩のことを、お姉ちゃんだなんて

思ったことは1度もないよ。


ずっと、一人の女の子として見てきた。」











『えっ、と、それは…?』












「好き。だからこれからは可愛い後輩ってだけじゃなくて

ちゃんと一人の男として僕のこと見てよ。」










『えっ!?待って!?』



「あ、電車きちゃった!A先輩、また明日ね!」











笑顔で手を振り走っていったラウールくん。



私は彼の乗った電車とは反対方向の電車に乗った私は

突然の彼の要求にただただ混乱していた。









次の日から案の定、彼のことを意識しまくりの

私を見て満足そうにしていたラウールくん。



私の方がふたつも年上なのに、いつも彼のペースに

飲まれているのが少し悔しかった。










それから1ヶ月ほどしてやってきた6月27日。



彼は誕生日に


「僕ね、誕生日プレゼントはA先輩がいいな!」


なんて、きっとラウールくんくらいしか許されないことを

言ってきて、私たちは正式にお付き合いを始めた。








彼は部活、私は受験勉強があって

なかなかカップルらしいことは出来なかったけど、

一緒に文化祭を回ったり、登下校をしたり



アオハル


というものをさせてもらった気がする。



・→←【白】始まりの場所で最後のキスを



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作者名:Sakuya | 作成日時:2020年11月7日 12時

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