【銀魂】平凡な私とあなたの関係性が見当たらないのですが

5 ページ5

「バカ兄貴に何かされなかったアルか？」






心配そうな顔でこちらを覗き込む。
大きな青い瞳に覗き込まれ、女の子だと分かっていてもどきりとする。




可愛いなぁ、神楽ちゃん…。








「大丈夫大丈夫！」







ん……？




バカ兄貴……？








「か、神楽ちゃん！
　あの人お兄さんなの??」






確かに似てた、けど……。








「そうヨ、とんでもない奴ネ」







呆れたように言う神楽ちゃん。







そっか、兄弟！









……にしては雰囲気が違いすぎて








なんて考えていると、神楽ちゃんはス昆布買ってくる、と走っていってしまった。



嵐みたいなところはそっくりなのかも。



と、クスッと笑いが零れた。








そろそろ仕事の時間も終わるため、付けていた仕事着を脱いで、帰る準備をした。

６→←４

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す