【銀魂】平凡な私とあなたの関係性が見当たらないのですが

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次の日、朝一のお客は神威だった。

昨日もだったが、この間の怪我はどこへ行ったのやら、元気そうに顔を出す。




「怪我は大丈夫…ですか？」





「寝れば治るっていったでしょ？
　あと気を遣って話さなくていいいよ」
　




それなら、とタメ口にしてみる。






「なら良かった」






安心して、顔が少し緩んでしまった。






「ねぇ、名前、なんて言うの？」





「A
　Aでいいよ」









「じゃあA、









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　ちょっとさらわれて?」







えっ、と口に出した時には横抱きにされ、屋根の上。









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「江戸って小さいんだね…」




冷静な感想に自分でも驚く。


飛び回る神威はそうだね、なんて流すけど。





「それより、どこに行くの？」







「宇宙」









え？


待って？









「宇宙!?」







見上げると、ニコッと怖い笑顔の神威。








「そうだよ」

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