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ー……………
浦田直也デートしよっか
寝起きのぼんやりとした頭で、珍しく個人LINEに来た直也くんからのメッセージをゆっくりと読見返す。
…デート？
頭の中でゆっくり言葉を噛み砕いて理解して、
あまりの衝撃にがばっと布団から起き上がる。
久し振りの1日オフ。
だけど昨日はなかなか眠れなくて、
うつらうつらとしながら夜明けを迎えた気がする。
カーテンを開ければ強い日差しで、
時計を見なくてももうお昼だって事がわかる。
なんとなく見下ろした窓の下に、見慣れない車が止まっているのを確認して嫌な予感が頭をかする。
待って、今何時？
まさか、と思いながらも慌てて直也くんにコールする。
だって、来てたLINEは4時間前。
浦「おはよう。」
あ『今どこにいる？！』
浦「さあ、どこでしょう。」
直也くんの声の後ろでAAAの音楽が聞こえる。
流れているのはyell。
あ『私今起きたよ？！』
浦「いいよ、俺が勝手に来たんだから。」
で、デートしてくれるの？と相変わらず穏やかな声です直也君が笑うから、なんとなく肩の力が抜ける。
あ『30分で用意するから待ってて！』
浦「はーい。」
楽しそうな声とともに電話が切れるから、私は慌ててクローゼットを開ける。
きっと、色んなことを考えて来てくれたんだろう。
直也くんから個人LINEがくることさえ珍しいのに、こんな突拍子もないことするなんて。
せめて電話くらいかけてくれたら良かったのに、いつからあの場所で待ってたんだろう。
色んなことを考えながら準備をする。
男子メンバーと2人で外に出る。
そのこと自体にはまだ少し抵抗があって。
まとめた髪に深くキャスケットを被って、
大きめのマスクをする。
だけど仕事以外で久しぶりに出る外の世界に
なんだか少しわくわくする。
『ごめん！おまたせ！』
浦「おはよう。急にごめんね。予定なかった？」
『何もないよ！引きこもってる予定だった。』
助手席に乗り込めば運転席に座った直也くんがひらひらと手を振ってくれる。
サングラスをかけて帽子を被ってる直也くんは仕事で会う時とは違ってカジュアルな雰囲気。
『でも急にどうしたの？』
浦「たまにはさくらと2人でゆっくり過ごすのも良いかなーと思って。」
そう言って直也くんが車のエンジンをかける。
どこに行くんだろう、と気になりながらも初めて乗る直也くんの運転にうきうきする。
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ましゅ(プロフ) - おかえりなさい、であっているのか分かりませんが待ってました。本当にこうやってまたsakuさんの執筆されるのが読めると思うとワクワクです。これからもsakuさんのペースで更新していってください。 (2019年8月6日 22時) (
レス) id: eadb1e86ec (このIDを非表示/違反報告)
rano(プロフ) - sakuさんのペースでこれからも頑張ってください！！ (2019年5月22日 23時) (レス) id: 84b15d4196 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 初めまして。毎日来てはいちから読み直してます！いつも感動させられてます！更新楽しみにしてます！ (2019年4月3日 19時) (レス) id: 7a71984a73 (このIDを非表示/違反報告)
saku(プロフ) - さなっちさん» わ〜〜！！気づきませんでしたありがとうございます！修正しました（ ; ; ）頑張りますので完結まだぜひお付き合いください〜〜！更新遅くて本当にごめんなさい！！！ (2019年3月28日 7時) (レス) id: 62025c77a8 (このIDを非表示/違反報告)
さなっち - はじめまして。 この小説、とても共感しました。 お話の番号が395から369になっていましたが大丈夫ですか？ 続きが、すご〜〜〜〜〜く気になります。sakuさん、頑張ってください！応援してます。 (2019年3月25日 22時) (レス) id: c90a3cc57a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：saku | 作成日時：2018年6月18日 20時
